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zoom RSS 中国、人民元の弱気派を踏みつぶす−金利大幅上昇でコスト急増

<<   作成日時 : 2017/06/01 21:44   >>

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またまた人民元金利が上昇しているようです(※1)。米国金利の上昇に伴い、資金が米国に移動して中国経済は低迷方向に進まざるを得ないものと思います。


[以下、引用]
◆(※1)中国、人民元の弱気派を踏みつぶす−金利大幅上昇でコスト急増
2017年6月1日 Bloomberg News

中国が為替トレーダーやストラテジストに厳しい教訓を与えようとしている。人民元の下落に賭けるなというメッセージだ。

1日のオフショア人民元は上昇し、7カ月ぶりの高値となっている。前日は一時1.2%急上昇した。銀行間金利の大幅上昇でショートポジションのコストが押し上げられ、弱気派が音を上げた。

オフショア人民元の対ドル相場はこの数カ月狭いレンジ内で推移していたが、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが5月24日に中国の格付けを引き下げたことを受け、それに反発するかのように大幅上昇に転じた。中国は格下げを「全く根拠がない」として不快感を示している。

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中国人民銀行(中央銀行)は人民元の中心レートを連日のように引き上げ、先行きを悲観的にみるトレーダーへの対決姿勢を取ってきた。先月26日には中心レートの設定方法変更を検討していると発表。今後の動きを予想する上での複雑さが増した。

ソシエテ・ジェネラルの新興市場通貨戦略責任者ジェイソン・ドー氏(シンガポール在勤)は「ムーディーズによる格下げに加え、設定される元の中心レート水準をスポットレートが下回ってきたことが、当局による中心レート設定メカニズム変更につながった。当局が市場に介入している可能性もある」と述べた。

上海時間午前10時18分(日本時間同11時18分)現在、本土市場の人民元は0.4%高の1ドル=6.7935元。人民銀に人民元に関する質問のファクスを31日に送ったが、これまでに返答はない。
原題:China Crushes Yuan Bears, Snubs Moody’s as Currency Takes Off(抜粋)


◆(※2)オフショア人民元の銀行間金利が急上昇 42%台、中国が元高誘導か

2017/6/1 16:57日本経済新聞 電子版

【NQN香港=森安圭一郎】香港の短期金融市場で、中国・人民元の金利が急上昇している。オフショア(中国本土外)人民元の香港銀行間取引金利(HIBOR)翌日物は1日、42.81500%と前日(21.07933%)のおよそ2倍に急伸し1月6日以来ほぼ5カ月ぶりの高水準を付けた。中国当局が人民元の対ドル相場の高め誘導を狙ってオフショア市場で元資金の引き締めに動いたとの見方が出ている。

HIBOR翌日物は2016年1月や同年9月、17年1月にも短期間で急上昇したことがあり、いずれも中国当局の関与がうわさされた。国有銀行の香港法人に元の供給を絞るよう指示し、元の調達コスト(短期金利)を高めれば、投機筋が市場で元を借りて売るのが難しくなる。

短期金利の急騰を受け、1日の香港外国為替市場では元の対ドル相場が大幅高。午前に1ドル=6.77元近辺から一気に6.72元台まで元高・ドル安が進んだ。香港で取引される元は「オフショア人民元」と呼ばれる。中国本土市場と異なり中国人民銀行(中央銀行)による値動き規制がなく、ヘッジファンドなど投機筋が自由に売買している。人民銀を巡っては先週以降、香港外為市場で元買い・ドル売りの為替介入をしているとの観測も浮上していた。

人民銀は5月26日、本土での元の対ドル取引の基準値を算出する方法を見直すと発表。市場参加者は「元安や資本流出を防ぐ狙い」と受け止めている。香港の短期金利上昇もこうした動きと連動している可能性がある。
[以上引用 マクロ経済動向と資産運用形成 研究室]

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