日銀の利下げで円高は頭打ち

本日10月27日の日経平均は、7162円90銭で引け、一応の底値メドとなっていましたバブル後最安値(2003年4月28日終値ベースで7607円)を抜けてしまい、底が見えなくなりました。

先にテクニカル的な底値メドを5000円近辺か、と想定しましたが、当室管理人がファンである隼麟児氏は、6000円台前半を一つの反転メドと想定しています・・・。底値は誰にも分かりません。ヘッジファンドの資産処分がこれから12月の決算まで継続するような記事もあります。どうも米大統領選挙の11月4日までは弱気が続くような感じです。

さて、本日のニュースの中で注目すべきは日銀の動きです。

◆「日銀、金融安定化策を拡充 当座預金に金利を付与」(日経ネット)

・・・ということで、市中銀行の日銀への預け金の「所要準備額」を超える分について、金利を付ける方向のようです。ここで想定している0.1―0.25%が短期金利の事実上の下限となるわけで、現行のコールレート0.50%を表向き変更することなく(?)、市場金利を0.25%レベルに誘導することとなる実質的な政策金利の引下げ宣言です。「早ければ31日の金融政策決定会合で決める方向」とされています(※1)。

円高もひとまず頭打ち、一段落となるものと思われますので、今週が外貨投資の一つの山場ということでしょう。
日経平均には・・・円安になれば影響あり、でしょう。

◆(※1)「日銀は世界的な株価急落など金融市場の混乱を受け、金融の安定化策を拡充する。金融市場への資金供給を円滑にするため、週内にも民間銀行が日銀に持つ当座預金に金利を付ける仕組みの導入を決める。企業が発行するコマーシャルペーパー(CP)の買い取りも浮上。政府が取りまとめを急ぐ緊急の市場安定化策に合わせ、金融システムの安定に万全を期す。
当座預金への金利付与は早ければ31日の金融政策決定会合で決める方向で、金利水準など詳細を詰めている。金利は0.1―0.25%程度を想定。銀行が日銀の当座預金に置いている資金のうち、預金の引き出しに備えて預け入れるよう法律で義務づけられている「所要準備額」を超える分について、金利を付ける見通し。銀行は当座預金よりも低い金利で市場での運用をする必要がなくなり、短期金利の事実上の下限となる。」
 (以上、10月27日付 日経ネットより全文掲載) http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081027AT2C2700X27102008.html