マネーサプライのイメージ図

「なるほどそうか」と今更のように感心したのが豊島氏の次の表現です。ダムからの放流に例えた説明が、マネーサプライのイメージにぴったりです。

「上流のダムから量的緩和でドルの流動性を放流しはじめたFRBバーナンキ議長。その激流は株の畑を潤し、商品の畑を潤し、そして新興国市場に流入している。そこで怒っているのが コキントウ。米国は中国にインフレを輸出し、中国は対抗して米国にデフレ(失業)を輸出しているという米中経済戦争の構図だ。この勝負、一見米国に分があるのだが。ドル札という弾薬を米国は無制限に増やせるのだから。でも、金曜の雇用統計を見ると、中国の反撃もかなりボディーブローで効いている。”勝者なき通貨戦争。停戦に効くのは自由貿易“」
(以上、日経マネー/「豊島逸夫のニュース読解」より引用。下図も。)
http://blog.nikkeibp.co.jp/money/gold/toshima/2010/12/post_971.html

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おそらく、2011年の6月までは、株の畑も、商品の畑も、ほどほどに潤うことでしょうし、欧州不安で金銀の畑にも潤いが及ぶでしょう。米国の商業用不動産価格も、ようやく底打ちの様相となって来ているようです。
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              (Moody's/REAL Commercial Property Price Index (CPPI) ムーディーズによる)

◆グラフの説明:The Moody’s/REAL All Property Type Aggregate Index measured a 4.3% increase incommercial real estate prices in September 2010. This is the first increase in the All PropertyType Index since May and is the largest gain in the history of the index. Prices are up 0.3% from a year ago, down 36.8% from two years ago and down 42.7% from the peak, which occurred in October 2007.
http://www.rcanalytics.com/derivatives_index.aspx