資産1億円を目指す「月刊日経マネー 特集セレクト 記事一覧」より

「月刊日経マネー 特集セレクト 記事一覧」という一連の資産運用関係の記事が、日経新聞WEB刊(購読料なしの一般閲覧可能な部分)に要領よくまとめて掲載されています。大変参考になる貴重な記事が短期間で消されることもあり、長文ですが備忘のため、役立ちそうな計表部分と本文を切り抜いて転載しておきたいと思います。

当ブログの内容もそうですが、「資産運用」と言ってしまいますと、どうしても支出節約とか収入の何%貯蓄とか、あるいは貯蓄した資金の運用(投資運用)だとかいった方向に話の重点が移り勝ちです。

しかしながら、当室管理人の経験から言っても、サラリーマンであれば基本はサラリー(給与収入)の増加策を講じるのが一番の「資産運用」であり、増加可能な金額も比較的大きく効率的です。まずは生涯収入総額の増加を図るべく給与収入の増加策を十分に実施し、金融資産運用はそれに付随する形で補完的に実施するべきものと思います。定年が延長してもらえる会社に勤務しているのであれば、体力的に勤務可能な年数だけ余計に勤務してしまうことが、生涯収入総額のことだけを考慮するならば、下手な資金運用よりも現実的で効率的に増収が可能だという考え方も成立します。

ともあれ、20歳代から始まって定年に至るまでの人生としての長期収支計画を俯瞰することも大切です。

[以下 引用]
◆[引用1]
資産1億円を目指す3つのルール
財活で1億円!公開日時 2011/4/2より

家・保険・車・教育費のカットで月15万円貯金
【家計のシンプル化 年代別ポイント】
・20代DINKSは最大の貯め時
・30、40代は住宅購入の必要性を再検討
・50代は妻も働いて積立額に上乗せ

□家計見直しは1億円への第一歩、堅実な生活で安心目指せ

「家、保険、車、教育費を見直すと効果が大きい」という。例えば家。6000万円のマンションを自己資金600万円、ローン金利2%、30年返済で購入すると、管理費や固定資産税、減税を合わせた返済総額は8620万円に上る。

一方、同程度の賃貸マンションを家賃20万円で30年間借り続けた場合、総支払額は7200万円。住宅を購入する際は「資産が残る」と期待する人が多いが、花輪さんによると「50代60代の方からは建て替えの相談が多いです。やはり20年、30年たつとメンテナンスにお金がかかるので、賃貸より安上がりとは言えません」。

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◆[引用2]
資産1億円目指し、20代でやるべきこと
財活で1億円 20代編(1)公開日時 2011/4/27より

これから一生のうちにもらえるおカネは大きく分けて「生涯賃金(定年までの毎月の給料プラスボーナス)」「退職金(企業年金)」「公的年金」の3種類に分けられる。
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(注)データは2007年。新規学卒から60歳定年まで働き続けた場合。カッコ内は10年前(97年)の数字。(出所)賃金構造基本統計調査
生涯賃金はこれからの昇給スピードや業界によって異なるが、現在、大学卒・大学院卒男子の平均は2.7億円。生涯賃金は減少傾向にあり、この10年間で約2000万円減少している。現在の定年は60歳が主流だが「今の20代がリタイアする頃には、高齢者人口も増えて、定年が70歳近くまで延びる可能性もあるでしょう」(馬養さん)。働いて不足分を補うことが当たり前になるかもしれない。

◆[引用3]
資産1億円への仕事&やりくり術
財活で1億円 20代編(2)公開日時 2011/4/28より

3年間で年収の半分をためる家計管理術
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20代のうちは、まずは毎月給料の15~20%を貯蓄することを目標にしてみよう。毎月の収入の16.7%を貯め続ければ3年間で年収の約半分を貯めることができる。「25歳から始めたとしても、6年後の30歳過ぎには自分の年収分の貯金ができます」(横山さん)。

◆[引用4]
月刊日経マネー 特集セレクト30歳までに資産500万!達成プログラム
財活で1億円 20代編(3)公開日時 2011/4/30より

まず月額5万の貯金から
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積み立てはインデックス投資海外株の比率を厚く
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ここでいう積み立て投資とは、国内外の株式や債券に投資する投資信託を毎月一定額買い付けていく投資方法で、少ない金額でも始められるのがメリットだ。複数の商品を積み立てれば、資産の値下がりリスクを防ぐ「分散効果」も期待できる。投資信託は、信託報酬の安い、市場全体に投資するインデックス型の商品を使う。手数料が安いと、運用期間が長くなればなるほどコスト面で有利になるメリットがある。

1000円から投資できる商品を複数組み合わせた「積み立てポートフォリオ」をファイナンシャルプランナーのカン・チュンドさんに作ってもらった。「1000円から投資できる商品を選ぶことで買い付け額の調整をしやすくしている」(カンさん)。
25歳から40年間運用した場合、それぞれ約3000万円、5000万円の資産をつくる計画となっている。

◆[引用5]
人生の2大出費を「見える化」せよ
財活で1億円 30・40代編(1)公開日時 2011/5/11

教育費と住宅ローンが重なる時期の貯金は難しい。住宅ローンのある世帯の半分は、ローン返済額と学費の合計が年収の半分近くを占めている(下図)。子供を早く産んでいれば教育費負担から開放されたあと挽回もできるが、晩産世帯は注意だ。
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国の教育ローンを借りた世帯のうち住宅ローンを抱える世帯は54%で年収は約660万円。住宅ローンと教育費の合計が年収の5割以上という世帯は40%(2009年度)。(出所)日本政策金融公庫「21年度教育費負担の実態調査結果(国の教育ローン利用勤務者世帯)」

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ライフイベントに平均的な費用をかけると毎月10万円の貯金では足りない。生命保険料、塾代なども別にかかる。さらに老後資金を確保しようとしたら、住宅費を減らす、マイカーをやめる、妻が働いて貯蓄額を増やすなどの対策が必要(結婚費用は総費用の全国平均が412万円で、ひとり当たり約200万円として算出した)

◆[引用6]
子供が生まれたらすぐ積み立てを
財活で1億円 30・40代編(2)公開日時 2011/5/12 より

子ども1人最低1000万円

調査によると大学卒業までに必要な学費・生活費は、塾にも行かずストレートですべて国公立を卒業する親孝行コースで、子供1人当たり約1000万円。私立コースなら2500万円だ。22年間で月割りにすると1人当たり4万~10万円といったところ(下表)。特に注意したいのが私立小学校で、6年間で800万円以上かかる。資金面で相当の覚悟が必要だ。
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(注)高校までは文部科学省「平成20年度子どもの学習費調査」、大学は日本学生支援機構(JASSO)「平成20年度学生生活調査結果」より引用

◆[引用7]
資産1億円目指す積み立て&運用術
財活で1億円 30・40代編(4)公開日時 2011/5/16

60歳までに3000万円上積みを

公的年金に前ほど頼れなくなり、自前で老後資金を準備する重要性は以前と比べられないほど高まった。とはいえ、手が届かない目標では取り組む気にもならない。まずは60歳までに3000万円の資産を上積みすることを考えよう。
下表は期間15年、25年を前提に、3000万円を貯めるために毎年、いくら積み立てる必要があるかをまとめたものだ。
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分散が大切とよく聞くが、具体的にどうすれば良いのだろう?

相関係数表に目を通すと、相関係数はすべて1を下回る。これはリーマン・ショック前の数字だが、「4資産に分ければ、価格のブレはかなり小さくなる」と直感的に理解すれば十分だ。最近では新興国株、債券、金などの資源を1~2割ほど混ぜるのがトレンドだ。

◆[引用8]
リタイアしてから後悔しないために
財活で1億円 50代~編(1)公開日時 2011/5/18

山田さんが試算したリタイア後の必要資金は夫婦で平均額で約3000万円(図1)。ただし、個別事情によって違ってくるし、公的年金や退職金も現行通りの額にはならない可能性もある。以下のリストを参考に50代から家計の「見える化」を始めよう。
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図1 リタイア後の必要資金  家計収支赤字額は総務省「家計調査」より。そのほかは山田さんの試算。

◆[引用9]
50代からは「減らさず殖やす」運用を
財活で1億円 50代~編(2)公開日時 2011/5/19

1 銘柄分散と同時に時間分散も重要

 リーマン・ショック以降、日本円と金以外の投資対象は同じ方向に動くことが多くなり、分散効果は減退したが、一方、積み立て投資による時間分散効果は健在だ。

2 景気と金融商品の関係を見極める
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(  )付きのものは為替相場の影響に注意
[以上 引用]