バフェット氏:8日の米株急落時に今年最大の投資

ブルームバーグの報道によれば、ソロス氏とは逆に、バフェット氏は8月8日の米株下落時に買い増しに動いたようです(※1)。両氏のどちらを参考にするべきか迷うところですが、バフェット氏は長期投資が基本ですから、短期的にはソロス氏、そして中長期的にはバフェット氏、ということだと思います。

実際、前回のリーマン・ショックの折には、バフェット氏が米国株の買い方針を示してから半年近く、株価は下落低迷していました。これから当面は、まだ下落場面があるかも知れませんので、ナンピン買い下がり想定で、少しずつ投資再開の準備を進めておけば良いと思います。


[以下引用]
◆(※1)バフェット氏:8日の米株急落時に今年最大の投資-安値買い (1) (2011/08/16 ブルームバーグより)

8月15日(ブルームバーグ):米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイを率いる資産家ウォーレン・バフェット氏は、今月8日に米S&P500種株価指数が2008年12月以来の急落となった際、株式に今年になって最も資金を投じたことを明らかにした。

バフェット氏(80)はPBSテレビでのチャーリー・ローズ氏とのインタビューで、「私は安値での買いを好んでいる」と述べた。具体的には「先週8日に株式市場に今年に入って最も資金を使った」と語った。

同氏は相場下落が割安に株式を買える好機をもたらしたとして、米銀ウェルズ・ファーゴの株式を買い増した。バークシャーが当局に15日提出した米国の保有銘柄を記載した書類によると、同社は4-6月(第2四半期)にウェルズ・ファーゴ株970万株を追加し、保有を2.8%増やした。

同氏は金利が過去最低付近にあるため債券投資のリターンが限られることから、株式投資や買収に資金を振り向けている。同氏は先月、規制強化に直面している銀行株について「まだ十分に利益が出せる」との見方を示していた。

バークシャーが筆頭株主となっているウェルズ・ファーゴは第2四半期に株価が12%下落し、今四半期も11%値下がりしている。第2四半期の平均株価である28.53ドルを基にすると、バークシャーは同行株の買い増しに約2億7700万ドル(約210億円)を投じたとみられる。

バークシャーはこのほか、第2四半期に小売りのダラー・ゼネラルの株式を取得し、決済ネットワークのマスターカードの株式保有を88%増やした。一方、食品大手クラフト・フーズ株の保有を約5.5%減らし9950万株とした。

同社の株式ポートフォリオの6月末時点の評価額は676億ドル。業種別では消費財関連株が40%、銀行や保険会社など金融株が37%、残りは「商業、工業など」としている。」
画像

[以上引用]