債務50%削減でギリシャをデフォルト認定/フィッチ 

ギリシャ国債の元本の50%削減が実施された場合には、「デフォルト(債務不履行)に相当する」というフィッチの見解は妥当です。

もともとソブリン格付けに政策的偏向性が存在することは、当ブログでも何度か触れたテーマですが、さすがに「元本の毀損=デフォルト」という図式は、格付け会社の符号定義そのものに関係する「本丸」部分ですので、フィッチとしても、これだけは譲れないところでしょう。

S&Pやムーディーズもいずれ近いうちに同様の意見表明を行うものと思います。


[以下、引用]
◆ギリシャをデフォルト認定 債務50%削減でフィッチ (2011.10.29 SankeiBizより引用)

「欧州系大手格付け会社フィッチは29日までに、欧州連合(EU)のユーロ圏首脳会議で決まったギリシャ債務の大幅削減が実施された場合、デフォルト(債務不履行)に相当するとの見解を発表した。大手格付け会社が今回の債務削減について見解を表明するのは初めて。同社は「削減後もギリシャの債務残高は大きく、成長の見通しも弱い」として、将来的な債務の返済能力に疑問を呈している。

EU当局と銀行側は27日、銀行をはじめとする民間債権者が持つギリシャ国債の元本の50%削減を自発的に受け入れることで基本合意。計画的な大規模デフォルトを進める方向となっていた。

EUは、11月上旬に開く予定のユーロ圏財務相会合などで債務削減を柱とした欧州の財政、金融危機封じ込めに向けた包括策の細部を詰める。(共同)」
[以上 引用]
.