米FRBの追加緩和、6月発表との見方が大勢に/ロイターより

ロイター調査では、FRBによるQE3の実施を6月と予想している米プライマリーディーラーが多いようです。ツイストオペが6月に終了することは、すでにリマインドしましたが、やはり終わりっぱなしではマーケットが許してはくれないでしょうから、FRBも何かを行う必要が生じます。

それがQE3になるのか、あるいはそれに類似した政策となるのかは不明ですが、何かは打ち出して来るでしょう。欧州経済情勢が依然として不安定なので、当室としては、QE3はまさかの場合の最終手段として温存するのではないかと思います。しかしまた逆に、そのまさかの場合が生じたならば、6月と言わずにその前でもQE3を打ち出して来るでしょう。

取りあえずは、FRBよりは目先の4月27日の日銀政策決定会合待ちですが、米国株と日経平均の推移を見ながら無理せずチャンス伺いでしょうか。欧州経済は、債務危機再燃の可能性が高いと当室は見ていますので、積極的な買い持ちポジションは取りにくいところではあります。


[以下、引用]
◆ロイター調査:米FRBの追加緩和、6月発表との見方が大勢に
2012年 04月 10日 07:53 JST ロイターより
[ニューヨーク 9日 ロイター] ロイターが9日まとめた米プライマリーディーラー(政府証券公認ディーラー)調査では、前週末発表の3月の米雇用統計で雇用者数の伸びが予想を大幅に下回ったことを受け、連邦準備理事会(FRB)が量的緩和第3弾(QE3)の実施に踏み切るとの予想が大勢となっていることが、明らかになった。

今回の調査では、プライマリーディーラー16社中11社が、FRBはQE3を実施すると予想した。このうち10社が、6月にQE3実施が発表されると予想。残る1社は今年下半期になると予想した。

QE3の規模については、9社の予想中央値が6000億ドルとなり、3月9日に実施された調査の5250億ドルから増加した。

QE3の内容については、9社中7社が国債とモーゲージ担保証券(MBS)の双方が買い入れ対象となると予想。2社がMBSのみが対象になると予想した。

FRBは現在、短期債を売却し長期債を買い入れる「ツイストオペ」を実施しているが、同オペは6月末に終了する。

政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標については、根強い景気不透明感から、現行の超低金利が少なくともあと1年は継続すると予想されている。 15社中7社が、2014年下半期に、実質的にゼロ%となっている現在の水準から引き上げられると予想。5社がこれよりも早期の利上げを予想、3社が利上げは2015年以降になると予想した。

今回の調査には、プライマリーディーラー21社中16社が回答した。
[以上 引用/マクロ経済動向と資産運用形成研究室]