スペイン住宅価格、統計開始以来最大の下落率/ロイターより

スペインの第1・四半期の住宅価格が前年比12.6%下落したということで、これは2007年以来、最大の下落幅の様です。統計数字は後追いになりますので、改めて経済情勢を確認する程度のものですが、やはり相当に悪い感じです。

スペインの失業率の悪さから察すれば、まだ住宅価格は下落しそうですし、GDPもマイナス幅は拡大しそうです。実質的な恐慌状態の中では、いくら規律重視を唱えてみても、経済政策として財政緊縮策は不適切でしょう。

[スペインの経済]
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(ロイターより引用)

[以下、引用]
◆スペイン住宅価格、統計開始以来最大の下落率/ロイターより
2012年 06月 15日 00:18 JST
[マドリード 14日 ロイター] スペイン国家統計局(INE)は14日、第1・四半期の住宅価格が前年比12.6%下落したと発表した。これは現行の統計を開始した2007年以来、最大の下落幅。

不動産市場の低迷をあらためて浮き彫りにするともに、不良債権拡大に苦しむ国内銀行セクターにとってはさらなる重しとなりそうだ。

これまでは2009年第2・四半期に記録した7.7%が最大の下落率だった。

国際通貨基金(IMF)は今月公表した報告書で、非常に厳しいシナリオ下では、スペインの住宅価格が今年、およそ20%下落する可能性があると指摘している。
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[以上 引用/マクロ経済動向と資産運用形成研究室]