バフェット氏:米経済「ほぼ横ばい状態」、住宅は持ち直し/ブルームバーグより

バフェット氏も米国経済に関しては、珍しく悲観方向の様子で、住宅市場は持ち直しの兆しをみせているものの、米国の経済成長は過去6週間に減速しつつあり、一般経済はほぼ横ばい状態で、成長は鈍化しているとの認識を示しています(※1)(※2)。

「ただ景気減速の原因については正確には分からない」とロイター記事では述べ、欧州についても、このところ「かなり速いペース」で減速していると述べています。

米国経済、欧州経済ともに、まだ住宅バブル後の不良債権整理過程にあるものと思いますし、欧州はそれに加えてユーロの構造問題(南欧北欧間の「経済格差是正交付金」問題)があり、かつまた中国経済の急減速もあって、ひとり米国だけが成長できるものではないと思われます。

経済が横ばいとなれば、米国株は一度調整が入るように思います。

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 (NYダウ5年週足:SBI証券より引用)

[以下、引用]
◆(※1)バフェット氏:米経済「ほぼ横ばい状態」、住宅は持ち直し/ブルームバーグより

7月12日(ブルームバーグ):米保険・投資会社バークシャー・ハサウェイを率いる資産家ウォーレン・バフェット氏は米経済専門局CNBCとのインタビューで、住宅市場は持ち直しの兆しをみせているものの、米国の経済成長は減速しつつあるとの認識を示した。

バフェット氏は12日、アイダホ州サンバレーでの同インタビューで「米国の一般経済はほぼ横ばい状態で、成長は鈍化している」と指摘。住宅市場については「改善がみられ、それははっきりしている。元々が非常に低い位置だったため、まだ十分ではないが、改善はしている」と述べた。

同氏は1年前にサンバレーでブルームバーグテレビジョンと行ったインタビューでは、住宅建設が回復すれば、経済と雇用は「大きく好転するだろう」との見通しを示していた。

バフェット氏はこの日、CNBCに対して「今回はやや違う見方をしている」と発言。「私は過去数年にわたって、住宅を除くすべてが適度なペースで改善していると言ってきた。それは徐行でもないが駆け足でもない。ただ住宅は息絶えつつあるとの見解を示してきた。ここ2カ月はそれが逆になっているようだ」と続けた。

原題:Buffett Says Economy ‘More-or-Less Flat’ as HousingRebounds (2)(抜粋)

更新日時: 2012/07/13 00:52 JST


◆(※2)米経済は過去6週間で減速、正確な原因不明=バフェット氏/ロイターより
2012年 07月 13日 01:18 JST
[12日 ロイター] 米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は12日、過去6週間に米景気が減速したとの認識を示した。同氏はこれまで米経済は緩やかに回復しているとの見方を示しており、いつになく米経済への悲観的見方を強めた発言を行った。CNBCとのインタビューで述べた。

ただ景気減速の原因については正確には分からないとしている。

欧州についても、このところ「かなり速いペース」で減速していると述べた。

国内の住宅市場については、米経済の減速にもかかわらず、低水準ながら上向いているとの認識を示した。

[以上 引用/マクロ経済動向と資産運用形成研究室]