ソロス氏の金保有51%増、透けるドル不安/日経新聞WEB刊より

ソロス氏が金保有を増やしている様です。日経新聞WEB刊によれば、「ソロス氏は2011年2月のダボス会議で「金はバブル」と明言。その時期の13Fによると、2010年12月末の14.6トンが2011年3月末には0.1トンとほぼ全量を売却したことが確認されている。しかし、今年に入り、徐々に買い直しているわけだ。ヘッジファンドとしては最大の金ETFを保有しているポールソン&カンパニーも昨年後半に売却を開始したが、2012年4~6月期に再び買いに転じている」とされています。

当室も金を買うことはありますが、現在は保有しておりません。ソロス氏は、FRBによるQE3→金買い、という理屈の様ですが、金価格もすでに既往の高値圏(1グラム4,500円近辺)にありますので、これからまだスルスルと上昇するかどうかは疑問です。QE3発表後も、マーケットは、それほど上昇方向に反応してはいないように思います。

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 (フジフューチャーズのHPより/2012.11.23)

(以下、引用)
◆ソロス氏の金保有51%増、透けるドル不安/日経新聞WEB刊より

2012/11/15 9:25 ニュースソース 日本経済新聞 電子版  
日本時間15日朝6時過ぎに発表になったソロス・ファンド・マネジメントの米証券取引委員会(SEC)への四半期運用銘柄情報開示(通称13F)によると、金ETF保有残高が2012年9月末時点で前期比51%増加していることが確認された。2期連続の大幅増である。

今年の保有量ベースの推移をみると、3月末は0.9トン、6月末は2.7トン、9月末は4.1トン(米ドル換算では2億2713万5000ドル)という具合だ。

年間の金生産量が2822トン(2011年)なので、4.1トンという量は金価格に直接影響を与えるような数字ではない。しかし、カリスマ・ファンドの金買いという意味で心理的影響は無視できない。さらに、その心理的影響を利用するプロの手口も見られるので、注意が必要だ。

ソロス氏は2011年2月のダボス会議で「金はバブル」と明言。その時期の13Fによると、2010年12月末の14.6トンが2011年3月末には0.1トンとほぼ全量を売却したことが確認されている。しかし、今年に入り、徐々に買い直しているわけだ。

ヘッジファンドとしては最大の金ETFを保有しているポールソン&カンパニーも昨年後半に売却を開始したが、2012年4~6月期に再び買いに転じている。(なお、同ファンドの最新13Fは現時点でいまだに出ていない)

さらに、大手ヘッジファンドのレイ・ダルド氏は「金買い」をメディアを通じて推奨している。ピムコの債券王といわれるビル・グロス氏も自らのツイッターで「buy gold」金を買え、とストレートにつぶやき注目されている。

総じて、米国の量的緩和(QE)が加速するなかで、ドル価値の希薄化が進行し、「刷れるドル、刷れない金」の違いが再認識されているようだ。
[以上 引用/マクロ経済動向と資産運用形成研究室]