外資系証券経由の注文状況は差し引き560万株の買い越しとの観測=市場筋

引き続き外人は買い越しの様子であり、まだ買場ということが言えます。やはり外人は、経済政策に従った順張り方針が基本であり、個人のような相場動向だけを見た逆張りはしないものと見て取れます。外人に付いて行けば、まずは穏当に利益は確保されるのが経験則ですから、ここはまだ強気で良いと思います。北朝鮮が穏健であれば、もう少し思い切り良く買い切れるのですが、少し気になりますので、手持ちも必要です。

なお、当室は及ばずながらマクロ経済動向を見ながら投資方針を立てていますので、自然に外人と同じような投資動向となります。外人買いの動向は参考にはしますが、べったり追随しているわけではありません。日本株の場合は、さすがに国内から見た場合と、海外から見た場合とでは、「現場実感」のある分だけ差異がありますので、たとえば昨年の白川日銀総裁のバレンタイン緩和は、外人は騙されましたが当室は騙されることはなく、損失も出ませんでした。今回の黒川総裁の異次元緩和については、外人は素直に評価している様子が見て取れ、また当室も今回は本物と理解していますので、同様の積極対応となります。

日銀による国債買取増額、および政府による赤字国債増発がセットということであれば、まさしくIS-LMモデルそのものの拡張政策ということですから、経済政策としては効果十分であり、確実に日本経済は成長します。日銀緩和のみにて今後の赤字国債の増発が不発であれば、円安効果と資産残高効果だけですので、有効需要の増加効果は限定的となります。


[以下、引用]
◆外資系証券経由の注文状況は差し引き560万株の買い越しとの観測=市場筋/ロイターより
2013年 04月 11日 08:16 JST

 [東京 11日 ロイター] 株式市場筋によると、寄り付き前の外資系証券6社経由
の注文状況は売り1420万株に対して買い1980万株、差し引き560万株の買い越
しになっているとの観測が出ている。買い越しは26営業日連続。
 
          社数   売り    買い   差し引き(単位:万株)
   4月10日   6  1820  2830   1010
      9日   6  1420  3460   2040
      8日   6  1060  2980   1920
      5日   6  1640  4230   2590
      4日   6  1330  1460    130
      3日   6  2010  3150   1140
      2日   6   880   910     30
      1日   6   660   810    150
   3月29日   6  1190  1200     10
     28日   6  1540  1670    130
     27日   6  1620  2250    630
[以上 引用/マクロ経済動向と資産運用形成研究室]