ソロス氏が日本株市場に戻ってきたという報道も

日経新聞によれば、5月の第5週も個人投資家は買い越し、外人は売り越しとなっています。投信は買い越しです。

5月23日株価大幅下落後の翌週ですので、買い対応も正解かも知れませんが、やや中途半端な印象の下落の途中ですので、当室としては得意技のナンピン買い下がりは実行しておりません。6月3日の週もまたノーポジションのままやり過ごしとなりました。

一方で、ソロス氏が日本株市場に戻ってきたという報道もなされています(※1)。そろそろ底入れと見ても良いのかも知れません(※2)。

チャート的には、日足ベースでは過熱感は消滅していますが、戻るとしても急な切り返しではなくて、短期的には鈍い戻りではないかと思います。

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(日経新聞2013.06.07付より)
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(日経平均日足チャート:SBI証券より引用)

[以下、引用]
◆(※1)ジョージ・ソロス氏、日本株買い再開=関係筋/ウォールストリート・ジャーナル日本版 2013.06.07
【東京】著名投資家ジョージ・ソロス氏が日本に望みをかけて再び戻ってきた。事情に詳しい関係者が7日に明かした。ソロス氏率いるヘッジファンドは日本の株式市場の急落が始まる前の5月に、いったんほとんどの資金を市場から引き揚げていた。

同関係者によると、ソロス氏は日本の債券市場に安定化の兆しが一部出ているを見て、今週、市場に戻ってきたという。ソロス氏は以前、為替相場で円安に賭け、10億ドル余りを稼いだ。


◆(※2)神経質な展開、SQにらみ先物主導で荒い値動き続く=来週の東京株式市場/ロイターより抜粋
2013.06.07
立花証券・顧問の平野憲一氏は「円高進行で国内企業業績の上方修正期待がはく落し、買い手がかりが見当たらないなかで、マクロ系ヘッジファンドなど短期筋による売買に振らされてる。裁定買い残もいまだ3兆円台と高水準で売り仕掛けへの警戒感がくすぶる」と話す。週末にメジャーSQ(特別清算指数)算出を控え、思惑が広がりやすい。ヘッジファンドは先物以外にも個別株への空売りを仕掛け始めたと指摘されており、個人投資家の投げ売りを誘うなど売りが売りを呼ぶ展開が警戒される。

一方、日経平均終値と25日移動平均線(1万4278円93銭=7日)とのかい離率がマイナス9.81%となり、短期的な売られ過ぎ感は強い。日経平均の予想PERも14倍台まで低下し、海外市場と比べてフェアバリューに達したとの見方もある。7日には年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の新中期計画が発表され、国内株式の割合を従来の11%から12%に増やす方針を示したほか、著名投資家ジョージ・ソロス氏の日本株買い再開が伝わり、株価反転への期待が強まっている。

ベイビュー・アセット・マネジメント運用第一部長の佐久間康郎氏は「5月23日以降の株価急落で海外市場と比べたアウトパフォーム分がかなりはく落し、需給の整理が進んできた。またマーケットを先導しているREITの利回りが約3.9%まで上昇(訂正)し、イールドの観点からリスク資産が魅力的な水準となっている。ボラティリティが高いため、瞬間的に下値を探る可能性はあるが、そろそろ底入れが近いのでは」と述べている。
[以上 引用/マクロ経済動向と資産運用形成研究室]