含み損の処分とルール確認

当室の経験則的な基本的理解、ルールとして、次の事柄があります。

①相場全体が上昇していないと、いかに有望な個別株でも上昇しない。
②したがって、全体が下げる場面で処分を決定した場合は、未練の残る有望個別株も含めてポジションすべてを事務的に処分する。
③仮に間違って処分しても買戻しはいつでも出来る。
④ポートフォリオの修復は少しずつ吟味しながら進めれば良い。

ところが、いつもと違って今回は個別株の一部について処分を見送ってしまい、今回の下げ相場で結構な(?)含み損を抱える結果となっています。そうなった原因は、年初から多少の利確計上益があったために、その範囲内での下落には耐えられるという認識が災いしてしまったことによるもので、ルール違反をひとしきり反省しているところです。通常であれば、持ち株全売りで現在はノーポジションとしているかも知れません。

ところで、当室管理人は、個別株投資にはどうも若干苦手な感じを持ってはいますが、それでも投資する場合はインデックス・ファンドとともに、必ず複数の個別株も一緒に仕込みます。その理由としては次の経験則によります。

⑤個別株の動向が、相場全体の動向を先行して表象している場合がある。
⑥複数の個別株の動きが予測と比較して冴えなくなった場合は、全体的な下げとなり易い。
⑦逆に複数の個別株が元気な場合には、全体的な上昇が継続し易い。

つまり、複数の個別株の動きをよく観察すると、全体の相場動向が見える場合があり、少なくとも損失は回避できるケースが結構あるということです。

今回1月の下げでも、昨年末のポートフォリオにおける日本株持ち高の約半分は無難に処分していますが、それは保有株の一つがチャートの「山頂」付近で「大陰線」を引いたことによります。チャート山頂付近の大陰線は、その後の下げを予告していますので、マーケット全体の地合いは未だ悪化してはいなくても、これは危険と見てその他の個別株も処分したわけです。結果的には不十分な処分となりましたが・・・。

勘違いで処分してまた買戻しますと、取引手数料は余分に必要となりはするものの、相場下落変動の損失が発生した場合は手数料どころではありませんので、若干の取引手数料程度はリスク回避コストだと理解しておくのが無難だと言えます。

現在のところ、相場全体の地合いが余り芳しくありませんし、また大きな(?)含み損の存在は、当室管理人には精神的なダメージが大であるため、来週には或る程度追加で処分してポジションを調整しておきたいと思います。ただ、チャート的には間もなく一度下げ止まりにはなりそうです。

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(日経平均1年間:SBI証券より引用)