中国・江蘇省で銀行の取り付け騒ぎ デマで1000人

中国・江蘇省で銀行の取り付け騒ぎが発生したようです(※1)。

今の日本で仮に、××銀行が危ないというデマが飛んだとしても、それを信じて現金引き出しに走る人がどれだけいるかを考えますと、やはり極度にゼロに近いと思います。

しかしながら、デマにしろそれを信じる人が多いということは、それだけ中国では景気が悪化し、庶民の間にも信用不安が拡大しているということだと思います。

デマというものも、あながちバカには出来ません。経済の地合いが本当に悪い場合には、間違いやウソが火種となって恐慌に突入することもあり得ます。その実例が1927年(昭和2年)に起きた昭和の金融恐慌であり、、片岡直温蔵相の失言による取り付け騒ぎから発生したとされています。中国経済は要注意です。


[以下、引用]
◆(※1)中国・江蘇省で銀行の取り付け騒ぎ デマで1000人
2014/3/25 18:59 ニュースソース 日本経済新聞 電子版  【北京=大越匡洋】

中国江蘇省塩城市で24日午後、「銀行が倒産する」とのデマが広がり、預金を引き出そうとした1千人近い顧客が地元銀行の店舗に押しかけ、警察が出動する騒ぎが起きた。うわさに上ったのは「江蘇射陽農村商業銀行」。銀行側は店内に札束を積み上げて預金の引き出しに応じた。中国の通信社、中国新聞社(電子版)が25日までに伝えた。

中国では景気の減速感が広がり、社債や高利回りの理財商品の債務不履行(デフォルト)問題が相次いでいる。報道によると、塩城市では民間金融会社の経営者の夜逃げも発生し、一般庶民が景気の先行きへの不安を強めているという。
[以上 引用/マクロ経済動向と資産運用形成研究室]