当室のポートフォリオ(H26年5月末)

5月末の当室ポートフォリオは、次の様になりました。
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以前と比較して、外債と外国株投信の比率が上昇しています。

購買力平価説を重視しますと、金利の高い外債に投資しても円高進行で中長期的には無意味といういささか偏りのある見解に陥り易いことは、これまでにも何度か説明していますが、当室は基本的に購買力平価説の神通力には懐疑的ですので、金利の高い外債投資にも抵抗感はありません。

ただし、比較的円高局面で投資するべきということは念頭に置いています。過去に一度、高金利の南アフリカ・ランド債を買ってその後に大きく円高に傾いて損した話を書きました。南アフリカ・ランドなどの為替相場変動幅は結構大きいので、為替相場状況の確認が不十分なまま、金利が高いというだけの理由で買ってしまうとリスク大です。

話のついでに南アフリカ・ランドのランド円水準を確認してみますと、現在はここ10年来の円高水準にあることが分かります(※1)。一方で、楽天証券で提示されている既発ランド債利回りを見ますと、7.03%となっているものがあります(※2)。

「南アフリカ国内のインフレでランドの通貨価値が下落し、このまま円高ランド安が年率7%程度のスピードで進行する」と考える人はこのランド債は買わないでしょうし、逆に当室管理人の様に、「現在既に10年来の円高水準にあるので、このまま円高ランド安が年率7%のスピードで進行するとは思えない」という投資家はこのランド債を購入するでしょう。そのあたりはホントの投資判断です。

仮に今後また円高が進行する局面があれば、マイルドにナンピン買い下がりとするつもりです。


◆(※1)南アランド/円

買・売 9.6237-9.6337↑(14/05/31 06:03)
前日比 0.0000 (0.00%)
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(南アフリカランド円10年間:SBI証券より引用)


◆(※2)デンマーク地方金融公庫 南アフリカ・ランド建てディスカウント債券(AAA/Aaa)

クーポン(税引前)
年 0.50%
利払日
1/25(年1回)

償還日(残存期間)
2017/1/25(約2年7ヶ月)
買付単価
84.72%

参考利回り(税引前)
年7.03%
買付単位
10,000ZAR以上 10,000ZAR単位
(楽天証券HPより引用)