「節約しすぎない」1000万円ためた人の意外な共通点

当室管理人は、通常のいわゆる貯金ということは、余り念頭にはありません。というと資産形成上、本質を外れた奇妙なことになりますが、どうにも家計簿とか費用項目の節減とかが出来ない性格なので仕方がありません。

新聞や雑誌などの様々な紹介記事を読んでいますと、これこれという方法で家計の出費を節約してこれだけ貯金出来ました、とかいった記事が多く、当室管理人は、それらの方策はいかにも労多くして成果少なし、「泰山鳴動して死せる鼠一匹」のような印象を持つ一方で、当室管理人のアバウトでどんぶり勘定的な家計がトヨタで言うところの水を大量に含んだ雑巾のようで、一種脅迫観念の様なものを抱いていましたが、今回発見した日経新聞の記事はそうした節約貯金の「常識」を覆す、いわば当室管理人向きの記事で少し安心したところです(※1)。引用、抜粋しておきました。

参考までに、当室管理人の家計管理の方法をまとめてみますと、次の通りです。

①全体的な収支管理は自分でします。家内にはキャッシュカードとクレジットカードを渡してあるので、生活費は家内が勝手に自由裁量で引き出します。
②しかしながら、家内は人並み以上にケチなので、無駄使いはしていない様です。
③その他の経費は、大半はクレジットカード払いとしており、毎月の支出額は概ね一定です。
④毎月定額を子供2人の学費用に別口座へ積立て、そこから必要な時に支払いに充当しています。
⑤当室管理人の小遣いは特にありません。過去にも書きました通り、飲めない上に家内ともども出不精であり、クルマもなく、また旅行やグルメ、ゴルフなどの趣味もないので、自然節約された日常生活費が毎月概ね定額支出される状態です。
⑥生命保険は共済と簡保に入っているだけです。
⑦住宅ローンは定年まで残存しますが、繰上げ返済を何度かしているのでその分負担は減少しています。
⑧子供の学費が高いので、現在のところ、余剰はほとんど生じません(貯金は子供が小さい間しか出来ません)。
⑨基本的に毎月の支出額を概数で把握し、それは検討した結果そうなっているので容認してしまい、それ以上に稼ぐという姿勢で勤務することにしています。
⑩換言すれば、節約など細かい事柄に時間を使うよりも、本業の仕事にその分注力して収入増加を図るべしという主義です。

脱線話で付言しますと、まともな上司は想定以上に部下の言動を良く把握していますので、余りセコイ考え方で勤務していますとそれを把握されてしまい、中長期的に昇進・昇給の査定に大きく響きます。これは間違いありませんので、自分という根幹的最重要資産の中長期的効率的運用に失敗しないためには、総体的視野でことに臨むべし、ということになります。

精神衛生上で良好なのは、やはりアバウトな管理ということになりましょう。それでも、無駄遣いさえしなければ、結構貯まります。ただ、貯蓄しようとする資金は、生活費の管理口座とは別の口座に仕分けてしまうことだけは必要です。また、投資用資金についても同様です。


[以下、引用]
◆(※1)「節約しすぎない」1000万円ためた人の意外な共通点

2014/9/5 7:00日本経済新聞 電子版より抜粋

1.時間のかかる節約はやらない

1000万円以上ためた女性たちの多くが「面倒な節約はしない」派と判明。「労力に見合うだけの金額を節約できると思えないし、何より長続きしない。時間の浪費にもつながる節約はしません」(34歳・医療・総務)

2.ストレスがたまることはしない

例えば「貯蓄するには自炊が鉄則」と考えがちだけれど、1000万円以上ためた人には「料理が苦手なので、無理に自炊しない」という人も目立つ。「苦手なことにはお金を払って、時間と心のゆとりを買う」と割り切る人、多し。

3.お金をきっちり管理しようとしない

家計簿をつけていても、毎日細かく記録している人はまれ。先取り貯蓄をし、残りのお金は自由に使ったり、「今月は赤字だから来月は引き締めよう」と月単位でバランスを取ったり。ため賢者のお金管理は“ざっくり”が主流。

4.収納スペース以上にモノを持たない

「不要品は持たない」のが、貯め賢者の習慣の一つ。例えば、新しい服を買ったら古い服は潔く捨てる。安易にモノを増やさないので、収納スペースはいつも一定。スッキリ空間を維持しようと思うと、無駄買いも減る。

5.「使う費目」と「使わない費目」を決めている

ため上手な人ほど、「身に着けるものは価格が高めでもOK」「旅行代は削れない」など、心が満たされるものにはお金を使う傾向が。その分、「気乗りしない飲み会には行かない」など、削りポイントもきちんと見定めている。

6.「分かる」方法でしか投資はしない

投資をする場合には、「身の丈に合った投資方法を選ぶ」のがルール。株なら優待が魅力的な銘柄を選定する、外貨なら値動きを把握しやすい米ドルを積み立てるなど、手間がかからず難易度の低い方法で投資をするのがポイント。
(日経WOMAN 瀬戸久美子)
[日経WOMAN2014年8月号の記事を基に再構成]
[以上 引用/マクロ経済動向と資産運用形成研究室]