円安進行スピードが、目先やや速い。1ドル109円に到達。

最近の円安進行スピードが、目先やや速いように思います。8月中旬の1ドル102円台から、1ヶ月ほどの期間で9月19日現在109円に到達しています。

米国経済の回復に伴う金利上昇見通しを反映した中期的ドル高・円安トレンドは崩れないとしましても、ドル円チャートの日足、週足のRSIが過熱感を示していますので、近いうちに調整的小休止、または若干の円高への揺れ戻しがあるものと思われます。

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 (ドル円6ヶ月間・日足:SBI証券より引用)
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(ドル円2年間・週足:SBI証券より引用)
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 (ドル円10年間・月足:SBI証券より引用)

ただし、当室が為替相場に触れたブログを書きますと、何故か相場が予定・予想と逆方向に振れます。豪ドルについても、いまだに豪ドル安には振れておりませんし、短期的にはその他の過去の想定もすべて不思議にそうした逆の結果となっています。従って、今回もまた、短期的には1ドル110円を突破する円安に振れるかも知れません。

とはいえ、ドル円については、購買力平価説信奉者たちが1ドル60円を視野に入れていた2009年末の時期(1ドル90円台の頃)に、当室は1ドル100円~120円説をへそ曲がりに提示し(※1)、その後に更なる円高に触れはしたものの、見事に現在の1ドル109円に至っていることもまた事実です。当室の見方は、短期的というよりはマクロ的中期的傾向性を重視していますので、目先的にはハズレも多くなります。

「購買力平価説が妥当性の低い説だ」ということは、当室の信念として、これまでに十分に説明して来たつもりでいますが、それもこれも、あくまでも参考意見ということで、十分にご留意いただきたいと思います。

■(※1)「購買力平価説では為替動向は説明できない」 http://toshukou.at.webry.info/200912/article_11.html
■「スイス中銀が対ユーロ相場に上限設定」 http://toshukou.at.webry.info/201109/article_2.html
■「政府・日銀にしては新規発想/政府・日銀が新手の「指し値介入」 」 http://toshukou.at.webry.info/201110/article_15.html