失業率の推移比較(日米欧)

ロイター記事を眺めていましたら、欧州の失業率のグラフが改めて目に入りました。ユーロ圏平均で、2014年5月現在、11.6%です。まだこんなに失業率が高止まりしていたのでは、ECBも神経を使うとろこだと思います。

失業率の推移グラフからは、2005年以降、各国ともリーマンショックを経て失業率が悪化し、その後、日米は明らかに失業率が低下して経済回復が読み取れるものの、欧州だけはまだ回復のトレンドが明確とはなっておりません。中でもギリシャ、スペインの失業率の高止まりは異様です。

どうやら欧州の経済回復はまだまだ時間がかかりそうです。

それと比較して日本の失業率は、すでに正常化しています。欧米と比較すれば、「超完全雇用」の水準であると言い得ますが、景気の改善実感は強くはありません。安倍日経平均連動内閣に、消費税増税延期と、景気対策のもうひと踏ん張りを期待したいところです。景気の先行き安心感が出ないと、企業の設備投資は実施できませんので、成長率は低くとも持続的な経済成長という演出が必要です。波及効果の余地が大きいと推定されるカジノ法案は、最低でも早期に成立させることが必要だと思います。


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(ロイターより)

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(ユーロ圏失業率2005-2014:Trading Economics:http://www.tradingeconomics.com/より)
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(日本失業率2005-2014:Trading Economics:http://www.tradingeconomics.com/より)
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(米国失業率2005-2014:Trading Economics:http://www.tradingeconomics.com/より)