ギリシャが債務減免要請を撤回、新発債との交換を提案-関係者

ギリシャの債務問題は、マーケットは織り込み済みと見ています。既存の債務を同国の成長に連動する新発債と交換する案があるようです。はかばかしく成長する見込みがあれば有効打ですが。


[以下、引用]
◆ギリシャが債務減免要請を撤回、新発債との交換を提案-関係者
ブルームバーグより
(ブルームバーグ):ギリシャはユーロ圏諸国への債務減免の要請を撤回し、代わりに既存の債務を同国の成長に連動する新発債と交換する提案を行った。

バルファキス財務相は2日夜にロンドンで開かれた約100人の投資家との会合で、欧州中央銀行(ECB)と欧州金融安定ファシリティー(EFSF)に対する債務の一部を新発債と交換する計画の概要を説明した。公に発言する権限がないことを理由に出席者の1人が匿名を条件に明らかにした。新発債との交換によって債権者に公式にヘアカット(債務減免)を迫る事態を回避できるとの考えを財務相は示したという。

今回の提案は、1週間前に就任したばかりのツィプラス首相の方針転換を示す動きといえる。債権者との協議が行き詰まり、ギリシャがユーロ離脱に追い込まれかねないとの不安が過去1週間広がったことで、銀行株は急落し、政府の借り入れコストも急上昇していた。

ギリシャ支援の条件として課された緊縮策を終わらせると公約し、先月の総選挙で急進左派連合(SYRIZA)を勝利に導いたツィプラス首相とバルファキス財務相は、欧州で反緊縮陣営の構築を目指しており、3日にはローマ入りする。首相はブリュッセルとパリの訪問も予定している。

米英の指導者はギリシャと他の欧州連合(EU)加盟国との対立が長引けば、世界経済にとって脅威になると懸念を表明。オズボーン英財務相はバルファキス財務相と2日にロンドンで会談した後、「世界経済にとって最大のリスクだ」と発言した。

バルファキス財務相がロンドンで示した計画は、国際通貨基金(IMF)と民間セクターに対する債務には影響しない見通し。会合に出席したスタンダードチャータードの調査責任者サラ・ヒュウィン氏は「彼らはEUからのバイラテラル融資と欧州中央銀行(ECB)からのローンを再編し、IMFと民間セクターに対する債務は現状のままにすることを目指している。債務再編の実施方法に関する詳細は提示していない」と述べた。

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原題:Greece Said to Retreat on Debt Writedown Amid EU Opposition (1)(抜粋)

更新日時: 2015/02/03 09:11 JST
[以上 引用/マクロ経済動向と資産運用形成研究室]