バフェット氏「米国株、金利戻れば割高」

バフェット指標を基準とした判断でしょうか、バフェット氏は現在の米国株式相場の水準を、「金利が通常の水準に戻るとしたならば割高」と見ているようです(※1)。

当面、FRBの舵取り動向を注視した判断となりましょうが、取りあえずは、少しずつ手持ちポジションを減額修正しておくというのが無難という印象です。2015年一杯は波乱なしと見ますが、当室も、毎度のナンピン買い下がりを想定して、フルインベストメントとはしておりません。


[以下、引用]
◆(※1)バフェット氏「米国株、金利戻れば割高」 株主総会
50年の節目、後継に具体的な言及せず
2015/5/3 6:32日本経済新聞 電子版

著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイは2日、定時株主総会を開いた。過去最高値圏にある米株式相場についてバフェット氏は「米国のビジネス環境が良好なことを示している」と高値は許容できるとの見方を示す一方、低金利が支えになっているとして「通常の水準に戻るなら割高に見える」と話した。

今年は紡績業を手掛けていたバークシャーをバフェット氏が買収し、投資会社として姿を変えてから50年目にあたる節目の総会。本社を構える米中西部ネブラスカ州オマハには過去最多の4万人を超える株主が世界中から集まった。

かねてバフェット氏は早期のゼロ金利政策の解除には慎重な発言を繰り返してきた。「(インフレなど)何も悪いことは起こらなかった」と金融緩和政策を改めて評価した。仮に将来、経済が混乱する局面を迎えた場合には「バークシャーは心理的にも財務的にも喜んで資金を供給する準備がある」と述べた。

後継体制にも注目が集まっていたが、具体的な言及はなかった。「私が去ってからも企業文化は変わることはない。安心していて良い」と株主に話した。84歳のバフェット氏は、昼食を挟んで6時間を超える総会をまとめ上げた。

バークシャーは現在、株式投資のほか保険やエネルギー事業などを抱え、年間の純利益はおよそ200億ドル(約2.4兆円)。時価総額は約3500億ドル(42兆円)を超え、エクソンモービルやマイクロソフトなどと並び米国で5本の指に入る規模に到達している。(オマハ〈ネブラスカ州〉=山下晃)
[以上 引用/マクロ経済動向と資産運用形成研究室]