FRB議長:年内に初回利上げ想定、その後の引き締めは漸進的

イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長による年内利上げの発言があった様ですので、備忘のためブルームバーグの記事を掲載しておきたいと思います(※1)。

利上げがあるとすれば、やはり9月なのでしょうが、FRBもマーケットの動向には相当注意を払っている様子が伺えますので、波乱はあっても小さいものと思います。

蛇足ですが、利上げの幅も、0.25%刻みではなくて0.125%刻みとすれば尚可、というところではないでしょうか。


[以下、引用]
◆(※1)FRB議長:年内に初回利上げ想定、その後の引き締めは漸進的
2015/05/23 04:52 JST

(ブルームバーグ):イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は22日、景気が予想通りとなった場合、年内に利上げすることを見込んでいると述べた。

イエレン議長はロードアイランド州プロビデンスで講演。原稿によると、労働市場は本格的な回復に近づいているものの、「まだそこには到達していない」と述べた。

議長は「想定通りに景気の回復が続いた場合は、年内いずれかの時点でフェデラルファンド(FF)金利誘導目標引き上げの最初の措置を講じることが適切になるだろう」と述べた。

議長は2006年以来となる利上げに踏み切った後でも、「正常化へのペースは漸進的なものになると想定している」と続けた。 

利上げの条件

イエレン議長は金融政策にあらかじめ決まった道筋はなく、景気が予想以上のペースで回復した場合には引き締めペースを加速させる可能性があり、そうでない場合には利上げのペースを減速させることもあると述べた。

利上げの決定要因について、議長はあらためて「労働市場環境が引き続き改善し、インフレが中期的には2%に戻ることを合理的に確信する必要がある」と繰り返した。ただし、雇用とインフレが当局の目標値に到達するまで初回利上げを見送ることは「景気を過熱させるリスクがある」と付け加えた。

さらに、当局がFF金利を長期的に正常な水準まで引き上げるには「数年間」かけて「慎重に」進めるのが適切との見解を示した。

原題:Yellen Sees Rate Rise in 2015, Gradual Tightening Thereafter (2)(抜粋)
[以上 引用/マクロ経済動向と資産運用形成研究室]