中国のハードランディングは不可避─米投資家ソロス氏

ソロス氏は、中国経済のハードランディングは不可避、という見解のようです(※1)。十分な資源や3兆ドル規模の外貨準備高でもって、ハードランディングを乗り切ることは可能だとして少しぼやかしていますが、ハードランディング自体は「不可避」、つまり必ず一度相場が崩落すると言っています。

公式の場で、ハードランディングを乗り切れないとも言えませんでしょうから、そこは体裁を繕ったまででしょうが、本当のところは、「崩落不可避」であれば、人民元が紙切れとなってしまうことも考えられますので、「ソ連崩壊」のようなケースも想定していることと思います。


[以下、引用]
◆(※1)中国のハードランディングは不可避─米投資家ソロス氏
2016年 01月 22日 12:35 JST
[ニューヨーク 21日 ロイター] - 米著名投資家のジョージ・ソロス氏は21日、中国経済がハードランディングし、世界的なデフレにつながる恐れがあるとの見通し示した。

ソロス氏は世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)が開催されているスイス・ダボスからブルームバーグTVに対し、「ハードランディングは不可避」と言明した。「これは予想ではなく、実際に目にしていることだ」と述べた。

同時に、中国が十分な資源や3兆ドル規模の外貨準備高を持っていることなどを踏まえ、同国がハードランディングを「乗り切ることは可能」との認識を示した。

中国経済減速の影響は世界全体に波及するとし、中国情勢に加え、原油や商品価格の急落がデフレの根本的な要因になるとも指摘した。

また、米S&P総合500種をショートに、米長期国債をロングにしていることを明らかにした。
[以上 引用/マクロ経済動向と資産運用形成研究室]