「日経平均は下がらない」 億トレーダーが注目する4つの材料

日経平均は、買いにくいままスルスルと上昇してひとまず小休止、という状態です。今回の上げは買いにくかったため、押し目待ちに押し目なし、という状況下、少額の資金投下しかできておりません。

ところで、ここからどうするか、という判断になりますが、まだ、どうやら大きな下げはなさそうな印象を持ちます(※1)。上昇チャートの上昇ペースが、それほど急角度ではありませんし、昨日は午前中の上がり過ぎが午後に引き戻されただけのことで、それに続く本日もまた思った程には下げることなく、かつ陽線で終了しました。

NYダウの上昇に連動して、外資の買いが続いて入っているようなので、日経平均連動のインデックス投信に少し資金を入れてみて、また少し様子を見たいと思います。

北朝鮮も日本海に米空母が3隻滞在している間は、さすがに動きますまい。

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(日経平均:SBI証券HPより引用)

[以下、引用]
◆(※1)「日経平均は下がらない」 億トレーダーが注目する4つの材料
2017年11月10日 20:00 マネーポストWEBより

バブル崩壊後、25年ぶりとなる高値を更新するなど、上昇局面が続く日経平均株価だが、このままのペースで上昇が続くのか、不安に思っている個人トレーダーは少なくない。しかし、カリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんは、「日経平均株価が反転して大幅に下落する可能性は低い」と分析している。その根拠は何か。池辺さんが4つの材料を挙げて解説する。

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相変わらず日経平均株価の上昇トレンドは継続中ですが、私としては、仮に調整安があったとしても大幅に下落する可能性は低いと考えています。そして今回は私がそのように考える根拠となる4つの材料を紹介させてもらいます。

1つ目は、『売買比率』です。現在の日経平均市場は、買い玉がなかなか増えない状況にあります。

個人トレーダーの方とお話していると、「今までこんな綺麗な上昇トレンドに出会ったことがないのでどうして良いのか分からない」などと考えている方も結構いるようです。1万4000円、1万5000円などの水準から比べれば2万1000円、2万2000円という株価は恐ろしく上昇した水準に見えるためか、買い玉を持つのが怖いようです。

「買い玉を持ったとしても、ストキャスティクスもRSI(*どちらもオシレーター系と呼ばれるテクニカルツール)もこんなに高い水準にあるのだからいつ反転するか分からない」という恐怖心から、200~300円の利益幅が取れればさっさと利益確定してしまう、という声も聞こえます。

また、日経平均の買い玉を持っていても、FX(外国為替証拠金取引)のトルコリラのようにスワップ金利が得られるわけでもありません。もちろん、くりっく株でトレードし、買い玉を持てば配当金は出ますが、10月、11月は大きい配当金が出る月でもありません。

そういったことから、現在の日経平均市場は、買い玉がなかなか増えてこない状況にあります。

そして、買い玉が増えてこない今の状況から、「相場がガラガラ下落するということは考えづらい」と分析できます。買い玉が増えれば、将来的にそれに対する売り戻し決済が入ってきて、相場が下落することが考えられますが、現状ではそれが起こりづらい状況にあるのです。

ちなみにくりっく株で日経平均株価の過去データを見ると1000~1500円くらいの値幅分下落するような時は大抵の場合、買い越しが15万枚くらいになっています。こちらの原稿を執筆している11月上旬時点の最新データでは、まだ3000枚程度の買い越しですから、仮に調整安があったとしても大幅にガラガラ下落することは考えづらい、と私は考えています。

『MACD』『年間の値幅』『日銀によるETF買い入れ』が示すこと

では、次に移りましょう。2つ目は『MACD』というテクニカルツールです。MACDの詳しい説明は省略しますが、11月上旬時点で日経平均のMACDを確認すると、2本のラインが上向きのままですから、大幅下落が想定されるような場面ではないと分析できます。

3つ目の材料は『日経平均株価が年間に動く値幅』です。過去のチャートを見ると日経平均株価はだいたい年間に4500~5,000円程度動いていることが分かりますが、その値幅を基準にして考えればまだ上値の余地があってもおかしくない、と言えます。

最後4つ目の材料は、『日銀によるETF(上場投資信託)買い入れ状況』です。日銀は10月に入ってからしばらくETFの 買い入れをしていなかったので、「ETFを買わなくても株価が上がっているから、傍観しているのではないか?」と思っていました。その矢先、10月30日から31日にかけて各日700億円以上の買い入れを行ったのです。

このことから「日銀はまだ上値を目指しているのではないか」と考えることができるでしょう。そしてこれからも断続的にETF買い入れが行われるのであれば、下値も限定されてくるはずです。

以上、日経平均株価に関して、私が今意識している4つの材料を紹介させてもらいました。これら4つの材料から、「日経平均株価がガラガラと大幅に下落する可能性は低いのではないか」と考えています。

もちろん、実際にトレードをする際はあらゆる可能性を排除せず資金管理を徹底した上で取り組みますが、今の段階では、大幅な下落をそう心配する局面にはないと見ています。

【PROFILE】池辺雪子(いけべ・ゆきこ):東京都在住の主婦。若い頃から株や商品先物投資を学び、2000年からFX投資を始め、これまでに8億円以上の利益をあげている敏腕トレーダー。2007年春、脱税の容疑で起訴、同年夏、執行猶予刑が確定。その結果、所得税、延滞税、重加算税、住民税、罰金(約5億円)を全て即金で支払う。2010年9月に執行猶予が満了。現在は自らの経験をもとに投資、納税に関するセミナー、執筆活動を行っている。トルコリラ/円、ドル/円、他通貨、日経平均株価などの値動きに関する詳細な分析を展開する「池辺雪子公式メルマガ」も配信中
[以上引用 マクロ経済動向と資産運用形成 研究室]