老後に必要な貯金は1000万円?

老後資金が1000万円で足りるとはとても思えませんが、プレジデントオンラインの記事を参考までに一応掲載しておきます◆(※1)。

下記の記事にある様に、60歳まで余裕資金を運用しておいて、60歳になってから家を買うという方法は良策かも知れません。確かに、子育てが終了してからの家は小さくても大丈夫ですから、資金的負担も小さくなります。将来的に家余りで価格が低下する可能性も予想されます。

さて、老後についての蛇足ですが、これまでの在り方を振り返って思うのは、40歳代はまだ元気なので、当室管理人も2回転職しましたが、50歳代になると体力的劣化が少し感じられる様になり、50歳代後半には概ね頑張りが利かなくなって来ます。人生を経済的観点から俯瞰しますと、子供の養育費負担だとか学費の算段が大変で問題視される傾向・風潮がある様に見えますが、反面、50歳を過ぎますと、「子供がいて良かったな」というのが実感として大きくなります。

これは自分自身の体力の衰微に起因するものではありましょうが、人間もまた生物なので、その生物としての本能に拠るものだとも思えます。会社でも立身出世して資産家で奥さんも美人で・・・という人はいますが、しかし何故か子供がいないとなりますと、本当に幸福感があるのかどうかは疑問に思います。もっとも、当ブログは当室管理人の偏向した個人的見解100%ですので、人それぞれの好む生き方次第ですが。

それにしても、やはり株式投資は若いうちに開始しておかないと、将来後悔する筆頭事項になっていることが分かります。


[以下引用]
◆(※1)最新試算 老後に必要な貯金は1000万だ
2018.5.21 紀平正幸/ファイナンシャルプランナー (プレジデントオンラインより引用)

若い頃に戻ってやり直したい……。そんな後悔をしないために、どんな準備が必要か。「プレジデント」(2018年1月1日号)では、60歳以上の男性120人に、健康や家計など6つのジャンルの「後悔」についてアンケート調査。その結果を識者に考察してもらった。第2回は「家計」について――。

生活費月25万円を15%減、25年間で1100万円の老後資金確保
老後のためにいくら資産が必要なのでしょうか。
夫が平均的な給与で40年間厚生年金に加入、妻が専業主婦、2人で90歳まで生きる場合を考えてみましょう。私がシミュレーションした結果、予想支出額は9100万円。年金と退職金、企業年金をあわせた収入がおよそ8500万円になりますので、1000万円ほど貯蓄があると安心でしょう。あくまで「標準世帯」を対象にしているので、共働きや自営業の場合は金額も異なることに注意してください。

では、どのように貯蓄をしていくのか。取り組みやすいのは生活費のダウンサイズです。
たとえば、月25万円の生活費を15%減らすと、25年で1100万円の老後資金が確保できます。私が見てきた限り、家計費の内訳は、「必要なもの」が70%、「欲しいもの」が30%。「欲しいもの」を半分の15%に削減し、15%を貯金しましょう。家計簿は手間がかかるので、レシートをノートに貼りつけ、「必要なもの」以外を蛍光ペンでマーキングしてみる。自分の無駄遣いを見直し、反省できます。たいていはお酒やお菓子などの嗜好品です。これらを削ることで、生活習慣病の予防も兼ねることができ、医療費の節約になります。

教育費と住宅費の見直しも必要です。
教育費は大きな支出です。大学進学まで含めると、すべて国公立でも986万円ほどかかります。とくに大学ではお金がかかるため、子どもが小さいうちから積み立てておきましょう。足りない場合は奨学金を借りる方法もあります。むしろ子どもの就労のモチベーションが上がるかもしれません。

65歳まで住宅ローンを借りている方も多いと思いますが、定年後に負債を抱えているのはリスクが高い。60歳までに完済できるよう、プランを見直してみましょう。

私のおすすめは60歳になってから家を買うことです。子どもが生まれた30代のタイミングで買う方が多いのですが、せっかく広い家を買っても老後はたいてい夫婦2人暮らし。築30年ほど経つとリフォームの費用もかかります。ですが定年後に家を買うと、通勤も考慮しなくてすみますし、部屋数も少なくていい。安くて新しい物件で老後を過ごせるのです。

60代回答「40代で使いすぎた支出1位:食費外食費」
「家計」の基本は家族みんなが幸せになるお金の使い方をすること。20代、30代よりも社会のことを熟知し、定年まで10年以上余裕がある40代だからこそ、できる準備があるのです。
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▼40代に戻れるなら、何を一番大切にしたいか?
・家のローンと教育費で貯蓄に回す金額はわずかだった。年金の支給が不透明な時代なので貯蓄すべき(千葉県)
・無理して家を持ったため、貯蓄ができず、借金が残ってしまった(北海道)
・リフォームを念頭にした間取りを考えた家の設計にすべきだった(神奈川県)
・趣味の車代を控えて、もっと投資や貯蓄に回すべきだった(北海道)
・株式への投資はもっと堅実にやればよかった。一攫千金とばかりにリスクを取りすぎた(東京都)
・早めに投資しておく。30年も経てば実りを手に入れられる(愛知県)
調査概要●「60歳以上の男性120名の後悔」はインターネット調査によって、一般男性より回答を得た。調査日は2017年11月16~17日。(調査協力=NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション)

紀平正幸/ファイナンシャルプランナー
大手生命保険会社勤務などを経て、45歳で早期退職、50歳でFPの資格を取得。
[以上引用。マクロ経済動向と資産運用形成 研究室]