米国株と原油価格の見通し

エモリキャピタルマネジメント代表取締役の江守 哲氏によれば、米国の石油関係の株は、2019年一杯は保有していても大丈夫な様子です◆(※1)。そこから先は、また近づいてから要検討ということでしょうか。

しかしながら、予め売り時を予測設定はしていても、いざ本当の売り時が近づくと、なかなか売却は難しくなるもので、そこを割り切って実行できるかどうかは投資家個人の力量となります。余計な欲を出すと、どうにも上手くは行かずに含み損を拡大する結果となります。投資は自分の欲との戦いでもあるということで、ある程度の機械的処置が必要です。


[以下引用]
◆(※1)原油価格が年末にかけて一段と上昇するワケ
1バレル=65ドル以下には下がりにくい?
江守 哲 : エモリキャピタルマネジメント代表取締役
2018年09月04日/東洋経済オンラインより抜粋

原油相場が、再び上昇し始めている。ニューヨークのWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物価格は1バレル=65ドルを底値に切り返しの動きに入りつつある。

昨年末にアメリカのダラス地区連銀が同国のシェールオイル企業に対して実施した、「石油掘削リグ稼働数が拡大する原油価格水準」についての調査によると、シェール企業の92.8%が稼働に必要な原油価格の水準を61ドル以上と答えていた。さらに、51.2%以上のシェール企業が、66ドル以上の原油価格が必要と回答していた。

新興国などを中心に、世界的に景気はやや鈍化の傾向を見せ始めているが、アメリカの景気は絶好調である。

米国株のピークは2019年後半とみているが、直近の過去の米国株とWTI原油のピークを付ける「タイムラグ」はおおむね6カ月から9カ月である。したがって、WTI原油が真のピークを付けるのはまだ先で、WTI原油は年内に80ドル近くまで上昇するだろう。そのうえで、2019年後半から2020年前半ごろに100ドルまで上昇していても驚いてはいけない。
[以上引用。マクロ経済動向と資産運用形成 研究室]