退場せずに継続することが大事

リーマン・ショックから10年経ちました。当室もどうにか株式市場から退場することなく、株式投資を継続しています。水瀬ケンイチさんなど、投信積立てなどで黙々と継続投資してきた投資家は、勝者として資産形成に成功している様子が窺えます◆(※1)。同氏は、日経新聞によれば、2002年から昨年2017年末時点までの累計投資額約4000万円が、6400万円に増えているそうです。

バフェット氏も当時の暴落の中で株の購入を公言しながら買い続けていました。

そうした動きとは逆に、当時の下落幅の大きさに狼狽して心理的に耐えきれなかった投資家は、損失を抱えて退場のやむなきに至った人も多かったものと推察します。

当室管理人は、2007年にボロ株で大損失を計上し、態勢立て直しのために株はすべて現金化していたという特殊事情から、2008年のリーマン・ショックは無傷でした(自慢にはなりません)。

その後の株価は基本的に上昇基調でしたので、何をどう動かしても、手腕に関係なく基本的に多少の利益は出たはずの相場情勢でした。当室が市場に残れていたとしても、特に不思議はありません。

しかしながらここから先は、やはり、米国金利が上昇していますので、要注意領域に入る感じがします。資金残高があると株を買ってしまう当室管理人としては、ポジションは強制的にやや引き締め気味で行くしかないものと思います。


[以下引用]
◆(※1)リーマン危機から10年 個人投資家が得た2つの教訓
2018/9/9 日経新聞電子版より抜粋

2008年9月のリーマン・ショックから丸10年。「100年に1度の衝撃」にめげずに投資を続けた人は、大きな果実を得た。「投資の継続」「急落に耐える資産配分」という2つの教訓は、次に訪れる金融危機にも応用できそうだ。
 
「評価損で一時資産が半値以下になりうろたえた」。02年から積み立てで国際分散投資してきた会社員でブロガーの水瀬ケンイチ氏は、リーマン危機をこう振り返る。「しかし世界経済は長期では成長を続けると信じて積み立てを続けた」。昨年末時点で累計投資額約4000万円は、6400万円に増えている。

リーマン後の様々な資産価格は、ほぼ5~6年で回復した。資産を増やせたのは投資を続けた人だ。今後も危機は繰り返しやってくるが、リーマン級の危機が来ても投資を継続することが大事だとわかる。
[以上引用。マクロ経済動向と資産運用形成 研究室]