武漢コロナ・ショック 相場回復の型としてはU字回復型

現在3月22日時点での武漢コロナ・ショックに関して、当室の所見を述べておきたいと思います。
次の理由から、株価はまだ下落基調だと考えています。
①欧米で、まだ武漢コロナの罹患が拡大中であること。
②中国での罹患拡大が停止したという報道は虚偽らしいこと。つまり、まだ武漢は閉鎖されたままで罹患拡大中と推定されること。
③日米欧各国で、出入国制限がかかり、外出・集会等も制限され、生産活動・消費活動ともに大幅低下していること。
④各国の財政金融政策は、過去最大と目されるものの、③の物理的制限によって、効果が十分に発現できないこと。

中国については、全人代が未開催である間は、武漢コロナが沈静化したとは言えないはずです。中国国内のサプライチェーンだけでなく、マスク不足で判明した様に、我々を含めた諸外国に関係する中国依存のサプライチェーンもまた復旧していないため、サプライサイドの制限がどの程度に及ぶのか、不明な部分もあります。原油価格の低落状態を見ると、サウジ・ロシアの増産という要素も大きいですが、中国経済の落ち込みによる消費量激減の影響も大であると思えます。中国経済は相当に打撃を受けているということです。

残念ですが、株式市場全体が下落する場合は、個別株もまた連れ安となりますので、底値に至るまで眺めているほかありません。今回の武漢コロナ・ショックの底値がどのあたりになるのかは不明ですが、まだ下落基調は終了していない感じです。たとえば、いわゆる「三空」が出たとしても、まだ更に「四空」が出てしまいかねない相場だと思います。トランプ大統領自身、「米国全土における非常事態は8月か7月、あるいはそれ以上続く可能性がある」と述べています。ビジネスマンのトランプ大統領としては悲観的な見通しは示すはずもなく、我々としては、少なくともこれからの3月、4月、5月、6月あるいはそれ以上の様子見期間が必要であり、それ故、相場回復の型としては、V字回復型ではなく、U字回復型と見るべきでしょう。時間は十分にありますので、何に投資するのかを検討しつつ、積立投信を設定しておくのも良いかと思います。

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