テーマ:欧州経済

ギリシャの選択、固唾のむ市場 緊縮策どう判断

ギリシャの国民投票が本日7/5実施されますが、その影響は緊縮策への賛否どちらの結果がでても限定的と推測されますので、あまり動じないことが肝要かと思います(※1)。 緊縮策受け入れとなった場合には、株式市場にはプラス材料となりますが、少しの間上昇してからまた定常状態に戻るだけだと思います。 逆に緊縮策反対の結果となった場合は、…
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ギリシャがユーロ離脱なら、実はこんな展開も-混乱のプロセス

ギリシャ問題に動揺する欧州経済という情勢は、相応に織り込み済みとはいえ、決着が付いているわけではありませんので、不安要素としていまだに尾を引いています。ブルームバーグに、ギリシャがユーロを離脱した場合を想定した予測記事が掲載されていましたので、全文引用しておきたいと思います(※1)。 当室としては、日経新聞(※2)が伝えるように預…
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ギリシャが債務減免要請を撤回、新発債との交換を提案-関係者

ギリシャの債務問題は、マーケットは織り込み済みと見ています。既存の債務を同国の成長に連動する新発債と交換する案があるようです。はかばかしく成長する見込みがあれば有効打ですが。 [以下、引用] ◆ギリシャが債務減免要請を撤回、新発債との交換を提案-関係者 ブルームバーグより (ブルームバーグ):ギリシャはユーロ圏諸国への…
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失業率の推移比較(日米欧)

ロイター記事を眺めていましたら、欧州の失業率のグラフが改めて目に入りました。ユーロ圏平均で、2014年5月現在、11.6%です。まだこんなに失業率が高止まりしていたのでは、ECBも神経を使うとろこだと思います。 失業率の推移グラフからは、2005年以降、各国ともリーマンショックを経て失業率が悪化し、その後、日米は明らかに失業率が低…
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ユーロ圏5月失業率は12.1%、過去最悪を更新

ユーロ圏の景気はまだまだ相当に悪い様であり、ロイター報道では失業率がさらに悪化して12.1%となっています。また、Trading Economics:http://www.tradingeconomics.com/のデータでは、直近6月のデータで12.2%とされています。印象としては、欧州景気の低落は、まだ底打ちではなく、現在進行形の様…
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ユーロ圏を崩壊させ得るオランダの債務危機

かなり激震の走りそうな深刻な内容の記事が、ウォールストリート・ジャーナル日本版に掲載されていましたので引用しておきたいと思います。ユーロ圏の不況はかなり深刻であることは、すでにこのブログでも述べた通りですが、中核国としてのオランダが想定外の巨大債務国として浮上している様です(※1)。 ギリシャやキプロスは、想定内の危ない過大債務国…
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経済危機のスペイン失業率、また最悪更新 若年層では半数超

欧州の経済状態は相当深刻な様相であり、まだまだ回復という状態にはなさそうです。CNNの記事では、今年1~3月期の失業率が27.2%と過去最悪を更新したというスペインの相当に悪い失業率の問題が掲載されています(※1)。16~24歳の若年層では、実に57.2%の高水準ということです。 ユーロ圏全体でも、失業率は12%であり、チャート推…
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キプロス 預金者負担最大60%に

キプロスの銀行処理問題は、大口預金者には最大で60%の負担となる様です(※1)。 大口預金者にとっては意図せざるデット・エクイティ・スワップの強制で、1200万円を超える預金のうち37.5%は銀行の株式に転換され、さらに22.5%は今後90日以内にキプロス銀行の資産を詳しく査定したうえで、必要に応じて株式に転換するということですが…
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キプロスは破綻回避、国内2位の銀行整理へ

キプロス危機の続報です。 ブルームバーグによれば、結局、新たな合意では、EUの預金保証の上限である10万ユーロより少額の預金は全額保護されて、最大手のキプロス銀行の保証対象外の預金者は最大40%の損失負担が求められ、2位のキプロス・ポピュラー銀行の優良資産はキプロス銀が引き継ぐということです(※1)。 一方で、政府が84%…
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キプロス、第2位銀行を整理 預金課税の代替案

キプロス情勢の続編です。ユーロはギリシャの債務危機で大揉めに揉めた後、ECBの流動性供給でようやくマーケットが落ち着いて時間稼ぎが出来ました。ユーロ首脳はその時間稼ぎの間に、善後策を十分に練ったはずですから、今回のいかにも突然表面化したキプロスの債務処理問題は、結構意図的とも思えます。 今回は、キプロスの経済規模から判断して、本当…
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ユーログループ、100億ユーロのキプロス救済策で合意/10万ユーロ未満の銀行預金に6.75%の課税

財政赤字の穴埋め財源としては、最後は資産課税となります。つまり預金等の国民資産の一部没収です。 ブルームバーグによれば、①「キプロスが支援を受ける条件として同国は10万ユーロ未満の銀行預金に6.75%の課税、10万ユーロ以上の預金に9.9%の課税を実施」し、②「預金口座からの徴税分は直ちに凍結された。3月18日は祝日で銀行が休業と…
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欧州銀の資産圧縮、350兆円に拡大も IMF予測/日経新聞WEB刊より

ブログ更新もなかなか進行できず、重要記事の掲載漏れも多く、気にはなっていますが、それはそれとしてマクロ経済的に大事な記事は逃したくないと思ってはいます。 その点、10月10日の「欧州銀の資産圧縮、350兆円」という日経新聞の記事は、経済情勢への影響度としては容易ならない内容であると思います。 銀行の資産圧縮ということは、貸出…
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欧州金融安全網が発足、支援基盤を大幅強化/日経新聞WEB刊より

掲載が遅くはなりましたが、重要事項は備忘的に掲載しておきます。 ESMが資金規模は5000億ユーロ(約50兆円)で発足、ESMとEFSFの合計で約7000億ユーロ(約70兆円)と認識しておきたいと思います。 [以下、引用] ◆欧州金融安全網が発足、支援基盤を大幅強化/日経新聞WEB刊より 銀行資本注入なお調整 …
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ECBの債券買い取り策でも、世界のファンドマネジャーは引き続き懐疑的/ウォールストリート・ジャーナル

ウォールストリート・ジャーナル日本版に「ECBの債券買い取り策でも、世界のファンドマネジャーは引き続き懐疑的」という表題の記事がありましたので、転載しておきます(※1)。確かに、当室管理人もまた非常に懐疑的です。 この記事の中では、不胎化についての指摘が有益です。 「ECBによる債券購入は、他の資産の売却によって相殺される。…
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独憲法裁判所、一定の条件付きでESM・財政協定の批准を認める/ロイターより

大方の予想通り、独憲法裁判所が9月12日、「将来的にドイツの負担金が1900億ユーロを超える場合には、下院による事前承認が必要だ」という条件付きながら、ESM・財政協定の批准を認める判断を示しました(※1)。 ただし、ESMへの銀行免許はEU条約違反と判断しています(※2)。 まずは穏当な判断であり、一歩前進というところです…
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評価の分かれる米国経済の行方

結構極端とも思われる米国経済悲観論が日経ビジネスオンラインに掲載されていましたので、ちょっと目を止めてみますと中原圭介氏の論説でした。同氏いわく、「米国は少なくとも5年、欧州は20年、経済低迷が続く」のだそうです。現段階における米国経済悲観論の代表として、備忘的に中原氏の論説を全文転載しておきたいと思います(※1)。 [中原氏の主…
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スペイン国内銀の不良債権比率、過去最高/日経新聞WEB刊より

失業率の高いスペインは、不況の只中にありますので、まだ銀行の不良債権額は確定段階に至っておらず、さらに増加中であると見なすのが妥当です。日経新聞WEB刊の小さい記事で、そうした進行中の事実が報道されています(※1)。 いわく、「スペインの国内銀行の融資全体に占める不良債権の比率が6月に9.42%となり不良債権の額は1644億ユーロ…
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スペインが全面支援に言及、ECBは保有ギリシャ国債の元本減免も/ロイターより

欧州経済情勢は、結構強い緊迫感があります。基本的には、スペイン、ギリシャ、ポルトガル等の経済不況の底打ちが見えていないことで、銀行の不良債権額が未確定でなおかつ拡大途上にあるという点が問題です。「公的資金」を投入しようにも、投入額が確定しなければ、最終的決着は無理です。しかも、「公的資金」の原資はドイツ頼みです。 [ロイター記事の…
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自治州の財政問題、スペイン政府の長期的な足かせに/ロイターより

「スペインの各自治州が財政赤字削減目標を達成できる見通しが立たず、新たな歳出削減にも抵抗する構えをみせるなか、同国が全面支援を受ける事態に追い込まれる可能性が近付いている。」とは、なかなかに不気味な内容のロイター記事ではあります(※1)。 スペインの債務危機で一番被害を受けるのはドイツとフランスです。容易ならない事態となりそうな予…
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ユーロは破綻する、根本的なつくり直しが必要-バフェット氏/ブルームバーグより

ブルームバーグ記事によれば、バフェット氏はユーロの存続には悲観的な様です。記事内容が薄いので、どの程度の悲観論なのかはいま一つ不明ですが、「通貨同盟を維持したいのであれば単一通貨を根本的につくり直す必要がある」とまで述べいてる以上は、相当に強い否定的見解の様子です。 当室は、ギリシャなどのいくつかの経済的弱小国が離脱すれば、ユーロ…
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EU首脳、危機対策で合意 各国認識の違いも露呈/ウォールストリート・ジャーナル日本版より

欧州債務危機問題は、予想外のEU首脳による危機対策合意で一段落した印象があります。 同首脳会議では、来年から救済基金を通じて銀行に直接資本を注入することを認めたほか、救済基金による国債買い入れでも合意し、また、欧州中央銀行(ECB)を中心に域内銀行監督制度を統一することを決定しました。格付け会社フィッチも、その点をプラス評価してい…
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スペイン住宅価格、統計開始以来最大の下落率/ロイターより

スペインの第1・四半期の住宅価格が前年比12.6%下落したということで、これは2007年以来、最大の下落幅の様です。統計数字は後追いになりますので、改めて経済情勢を確認する程度のものですが、やはり相当に悪い感じです。 スペインの失業率の悪さから察すれば、まだ住宅価格は下落しそうですし、GDPもマイナス幅は拡大しそうです。実質的な恐…
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日本は5年以内に財政破綻も、長期金利80%・ドル500円-藤巻氏(2)/ブルームバーグより

藤巻健史氏のような極論というものも、一つのたとえ話として一瞥しておく必要があるものと思います。フジマキ氏の論説は面白いので或る方面に人気はあるのでしょうが、真剣に投資上参考にして同調するのにはリスクがあります。 フジマキ氏は円安・株高方向に大きくポジションを持って損している(?)様子なので、同氏の論説には都合の良いポジション・トー…
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各国のCDS保証料率チャート(その2)

ここのところの不透明感のある経済情勢に関する判断材料として、各国のCDS保証料率チャート(いずれもブルームバーグによる)を眺めておくのも有用だと思います。 以前一度ブルームバーグの画面WEBアドレスをまとめて掲載しました。興味のある方はそちらをご覧ください。→http://toshukou.at.webry.info/201201…
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スペイン10年債利回りが初の「危険水域」、急上昇で7%台に/ロイターより

スペインの10年債利回りが一般に「危険水域」とみなされる7%を超えてしまいました(※1)。まだ楽観は許されない様です。 6月13日にムーディーズは、スペイン国債の格付けを「A3」から「Baa3」へ3段階引き下げています(※2)。 しかも、6月13日のブルームバーグによれば、ドイツ財務相が改めて、財政難国の負担共有をする償還基…
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メルケル独政権、ユーロ圏の債務共有への反対が和らぐ兆候/ブルームバーグより

メルケル独政権に変化の兆しがあるようです。ニュース表現が微妙であり、断定的判断は困難ですが、要点として次の点は確認できるでしょう。 ①メルケル政権内で、ユーロ圏の危機解決手段として債務を共有化する案への反対が和らぎつつある模様。 ②メルケル首相率いる与党キリスト教民主同盟(CDU)経済審議会のクルト・ラウク会長は、ユーロ圏諸国の…
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独首相、共同債への反対強固に-米大統領は危機終息求める/ブルームバーグより

メルケル独首相は、現状でもまだユーロ共同債に反対しています。このままでは到底ギリシャや南欧諸国を救済することは不可能であり、ギリシャのユーロ離脱は決定的です。ギリシャの6月17日の選挙前までに、ドイツの何らかの譲歩がありそうな予想の解説者もいましたが、あと2週間足らずで、この頑固なメルケル独首相の方針が変更になるとも思えません。 …
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ギリシャ離脱に備えユーロ圏各国が対応策準備へ=当局筋/ロイターより

ロイターによれば、「ユーロ圏当局者は、ギリシャのユーロ圏離脱に備え、ユーロ圏各国が個別に対応策を用意する必要があるとの認識で一致した」そうです。こんなこと発表していいものなのかどうか、すっぱ抜かれたホンネというところでしょうか。 しかしながら、先日はドラクマの印刷をすでに予定しているかのような記事が掲載されたばかりですし、もはやユ…
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市場で問答無用のリスクオフ、恐怖指数は「パニック」前夜の水準/ロイターより

ロイターの現状分析記事がまとまりが良いので転載しておきたいと思います(※1)。要点としては、次の通りです。 ①欧米株安と円高進行を背景に東京市場では問答無用のリスクオフが進んでいる。 ②ギリシャとスペインの債務・金融問題に加え、マクロ指標の悪化で米経済減速懸念が強まったことで、海外勢が株売り・債券買いを加速している。 ③市場の…
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S&P:スペイン格付け「BBB+」に下げ-見通しネガティブ /ブルームバーグより

S&Pがスペイン国債の格付けを「A」→「BBB+」に引き下げたようです。当然と思いますが、経済情勢から判断すれば、もう少し下の符号でも良いと思います。 ところで、山崎元氏は、格付け会社のことを「後付け会社」と呼んで酷評していますが、確かにその嫌いがないこともありません。 そうなってしまう理由は、格付け会社の判断材料が、公表資…
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