ユーロは破綻する、根本的なつくり直しが必要-バフェット氏/ブルームバーグより

ブルームバーグ記事によれば、バフェット氏はユーロの存続には悲観的な様です。記事内容が薄いので、どの程度の悲観論なのかはいま一つ不明ですが、「通貨同盟を維持したいのであれば単一通貨を根本的につくり直す必要がある」とまで述べいてる以上は、相当に強い否定的見解の様子です。

当室は、ギリシャなどのいくつかの経済的弱小国が離脱すれば、ユーロそのものは消滅せずに維持できるというイメージ(論理的根拠はない)です。ドイツは、おそらくは財政規律などの経済ルールを遵守する国々の連合体、つまりは、ドイツ、中ドイツ、小ドイツ、準ドイツ、擬似ドイツ・・・という自立的国々の連合体をユーロ通貨圏として想定しているものと思います。

しかし、現実には勤勉な国もあればそうでない国もありますので、いくつかの経済不振国をひとまず切り離した縮小ドイツ経済圏をユーロ通貨圏として修正・再建するのが妥当でしょう。そうでなければ、ドイツは「地方交付税交付金」を経済不振国に対して交付し続けることとなります。


[以下、引用]
◆ユーロは破綻する、根本的なつくり直しが必要-バフェット氏/ブルームバーグより

7月13日(ブルームバーグ):米資産家ウォーレン・バフェット氏はユーロは破綻する運命にあると述べ、ユーロ圏諸国が通貨同盟を維持したいのであれば単一通貨を根本的につくり直す必要があると述べた。

バフェット氏は13日、アイダホ州サンバレーでブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じ、「ユーロのシステムには致命的な欠陥がある」と指摘。「現在の規則の下ではユーロが生き残れないことを、欧州は学びつつある。問題は、基本的にやり直す方向でユーロ圏17カ国が団結できるかどうかだ」と続けた。

欧州首脳らはソブリン債危機への対応で、財政赤字削減が必要だと主張したり救済策で協力することでつながりを深めている。しかしバフェット氏は合意成立に必要なユーロ導入国の多さを挙げ、システムの修正は困難とみている。「これだけ大勢が相談しながら何かを直すというのは大変なことだ」と話した。

原題:Buffett Says Euro Destined for Failure Without RuleChanges (1)(抜粋)

更新日時: 2012/07/14 01:44 JST
[以上 引用/マクロ経済動向と資産運用形成研究室]