2014.01.24現在の当室ポートフォリオ

2014.01.24現在の当室ポートフォリオは次のように変化しています。2013年12月末には、日本株に大きくシフトしていた当室ポートフォリオですが、先般説明しましたように中国の理財商品不渡り懸念が発生したことなどにより、少しばかり慎重な投資スタンスを採用せざるを得なかったためです。なお、中国理財商品不渡り問題以外にも懸念材料はあります。

①中国の理財商品不渡り問題。最大の懸念材料。中国政府および中国工商銀行の負担により解決か?
②2月9日の東京都知事選挙に細川元総理が当選した場合のアベノミクス頓挫懸念。
③米国FRBのQE3縮小開始に伴う新興国通貨の下落、そして円高。
④4月の消費税増税(5%→8%)による景気マイナス効果。

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中国の理財商品不渡り懸念については、その後の報道では取りあえずは解決方向にあるものと思われます。しかしながら、理財商品全体の根本的解決はおそらくは困難であり、いずれ崩落的な情勢に立ち至るものと思われます。

また、東京都知事選挙は、舛添氏やや有利の展開と思われますが、仮に反原発の細川氏が当選してしまった場合には、原発再稼動を前提とした東京電力再建、電力料金引下げ、そして燃料輸入減少による貿易収支赤字改善を計画しているアベノミクスには逆風となります。細川氏当選と同時に、おそらくは日経平均は下落します。

加えて、米国FRBのQE3縮小開始に伴う新興国通貨の下落が再開されました。これに伴って外為情勢は円高方向ですし、米国のリー財務長官の円安牽制発言もあり、105円以上の円安進行は、しばらくは望み薄となっています。円安→日本株高という連鎖はここへ来て頓挫した印象です。

以上に追加して4月の消費税増税が控えていますので、短期的には日経平均は弱含みと見ます。しかしながら、世界経済の根底には米国の景気回復がありますので、大局的相場動向としては、円安株高の方向であることは間違いなく、短期的にこの2~4月で下落場面があれば、買いたい株を有利に拾える可能性があるものと思料します。