ギリシャ株は買い、下落は過剰反応-ノーベル賞受賞のシラー氏

ギリシャによる混乱は、むしろ買い場面なのでしょうか。ギリシャがユーロを離脱でもしない限りは、ギリシャの経済不振、救済手続き、債務返済繰り延べなどの一連のゴタゴタは、前回の折に、既にマーケットは或る程度織り込んでいるものと思います。離脱すれば、一時的にマーケットは狼狽することとは思いますが、それも本当に一時的でしょう。ブルームバーグの伝えるところでは、シラー教授によれば、ギリシャ株のみならず、ロシア株も現時点で「投資適格」とされています(※1)。

しかしながら、毎度のこと、投資すべき時と、投資したい時とは大きく心理状態が異なります。売りたくなったら我慢して買い、買いたくなったら我慢して売り、というのが真理なのかも知れません。


[以下、引用]
◆(※1)ギリシャ株は買い、下落は過剰反応-ノーベル賞受賞のシラー氏
ブルームバーグより
(ブルームバーグ):ギリシャ総選挙の結果を受けたギリシャ株への売り浴びせは、投資家の過剰反応である可能性があると、ノーベル経済学賞受賞のエコノミスト、ロバート・シラー氏が指摘した。新政府は債務条件の再交渉を決意している。

米エール大教授のシラー氏は28日にロンドンでのセミナーで、「ギリシャに今すぐ投資することには抵抗を感じるかもしれない」と発言。ギリシャの株価は「これまでに米国で見たことがないような安さで、素晴らしい投資先だと考えられる」と述べた。

ギリシャ情勢は投資家にとって厳しいものの、ギリシャ企業の株価は潜在的な利益を反映していないと、シラー教授は指摘した。シラー氏は資産価格変動の分析モデルが評価され、2013年にノーベル賞を受賞した。

このモデルによれば、ロシアやポルトガル、イタリアの株式への投資も理にかなうと話した。

原題:Nobel Winner Shiller Says It’s Time to Buy Greek Stocks (1)(抜粋)
更新日時: 2015/01/29 00:41 JST
[以上 引用/マクロ経済動向と資産運用形成研究室]