中国人民元の値下がりは必至、SDRは関係ない-大和の頼氏

中国の経済事情は、やはり相当に悪い感じです(※1)。人民元がフリー・トレードになった場合、ヘッジファンドは揃って空売りを仕掛けると言われています。実力よりは人民元高水準にあるということでしょう。


[以下、引用]
◆(※1)中国人民元の値下がりは必至、SDRは関係ない-大和の頼氏
2015/11/11 19:44 JST

(ブルームバーグ):国際通貨基金(IMF)が中国人民元を特別引き出し権(SDR)の構成通貨として採用しようがしまいが、中国経済は元安を招く資本逃避に直面している。大和キャピタル・マーケッツはこのようにみている。

大和で日本を除くアジア担当チーフエコノミストを務める頼志文氏は11日、香港での記者説明会で、「家が火事になっているような状況で、SDRはほとんど関係ない」と指摘。人民元が準備通貨として認められることは、「10マイル先にある水の入った小さなバケツ」のようなものであり、中国経済を好転させることはないと語った。

頼氏は人民元が2016年末までに1ドル=7.5元に下落すると予想。人民元は上海時間午後3時22分(日本時間同4時22分)現在6.3638元で取引されている。人民元は8月の切り下げ以降、2.4%下げている。

頼氏は人民元が今月のSDR見直しで採用される確率は50%を「若干上回る」程度だと分析。中国人民銀行(中央銀行)による最近の市場介入は、SDR採用に関して「良い評価にはつながらない」と説明した。世界的な人民元の利用拡大のためには、改革という点で中国当局が成すべきことはまだ多いとも述べた。

原題:Yuan Will Slump No Matter What IMF Decides, Daiwa’s Lai Says(抜粋)
更新日時: 2015/11/11 19:44 JST
[以上 引用/マクロ経済動向と資産運用形成研究室]