カリスマ主婦トレーダーが相場暴落時もロスカットしない理由

今般見かけた下記コラムの「ロスカットは安易にすべきではない」という話には、なかなかの説得力があります(※1)。

当室管理人も日中の取引ができないために?ロスカットは手際が悪く、手遅れ的塩漬けとなるケースがままありますが、本来的にはロスカットは性格的に気乗りがしないという部分もあります。大抵の場合はロスカットではなくナンピン買い下がりをして来ていることは既に何度も述べました。

なかなかうまく行かないところではありますが、マーケットから退場することなく、生き延びて今日まで来ています。FRBの資産縮小が開始されますので、新たな動きが発生する可能性が出て来ました。当室は現金ポジションを多くしているため、鳴かず飛ばずの状態が継続していますが、下手に資金を減らすこともないという一面もありますので、そこは我慢のしどころでしょう。


[以下、引用]
◆(※1)カリスマ主婦トレーダーが相場暴落時もロスカットしない理由
2017年9月22日 マネーポストWEBより

過去の相場を振り返ると、10年周期で夏から秋にかけての金融危機が起こる傾向がある。その傾向を考慮すると、今の時期は特に注意が必要なように思えるが、それではトレーダーはどのような姿勢でトレードに臨めばよいのだろうか。カリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんが自身のトレードスタイルについて明かす。

 * * *
過去の大規模な金融危機を調べると、下記のようにおよそ10年周期で夏から秋にかけて起こっていることが分かります。

・ブラックマンデー:1987年10月
・アジア通貨危機:1997年7月
・パリバショック:2007年8月
・リーマンショック:2008年9月

なぜこのような法則に基づいて金融危機が起こっているのか、明確な答えがあるわけではありませんが、トレードをしている以上、こういった傾向を無視するわけにはいきません。そして、秋に差しかかろうとしている今の時期は、通常よりも慎重な姿勢でトレードに臨むのが良いと考えています。

ただし、必要以上に恐れる必要はありませんし、仮に大規模な金融危機が起こり、相場が大きく下落したら、その時こそ絶好の買い場になる、と考えることもできます。こういったことを言うと、多くのトレーダーの方が違和感を覚えるかもしれませんが、単純に考えて、今まで高かったものが安く買えるのですから、チャンスだと言えるのではないでしょうか。

例えば日常の買い物に置き換えて考えてみても、普段値引きをしない高級ブランドが、急に5%の値引きセールを始めたら誰もがチャンスだと思うはずです。そして多くの方がお店に殺到することでしょう。

実際、これまで私自身は、価格が一気に下落して多くのトレーダーの方々が恐怖を感じている時こそ買いポジションを保有し、億の利益を獲得してきました。

日経225のレートが8000円を割った時などは、多くのアナリストや投資家の方々が、「まだまだ下落する」といったことを声高に主張する中、私は8000円台、9000円台で日経225の買いポジションを保有し、そのポジションはいまだに決済せずに置いてあるので大幅な含み益を抱えています。

確かに相場が大幅に下落した時に買いポジションを持つことは勇気がいるかもしれませんが、過去の大暴落を振り返ると、相場は大幅下落の後には値を戻しています。例えば昨年、ブレグジットの際に米ドル円相場は1ドル=98円台まで下落しましたが、結局1ドル=105円くらいまですぐに戻しました。また、トランプ氏が大統領に決まった際も大きくドルが売られ、瞬間的に大きくドル円相場は下落したものの、ご存じの通り相場は反転し、上昇トレンドが発生しました。

もちろん、相場が大きく下落した際、闇雲に買いポジションを保有するのはいただけませんが、しっかりとテクニカル分析によってチャートの動きを読み、資金管理を徹底した上でポジションを持てば、それが大きな利益につながると、私は確信しています。

ロスカットは安易にすべきではない

では、買いポジションを持っている際に相場が大幅に下落した場合は、どうすべきでしょう? おそらく大多数の方は精神的に耐えられなくなり、ロスカットをしてポジションを投げ売りすることになるでしょう。しかし私は基本的に「ロスカットを安易にすべきではない」と考えています。

と言いますか、そもそもロスカットをしなくても大丈夫なトレードをしておくべきです。暴落は必ず定期的に起こっています。私はこれまで45年以上、相場と向き合ってきましたが、はっきり言って、いつもネガティブな事が起こります。だからこそ、相場が大きく暴落することを想定した上で、最悪の暴落が起こったとしてもロスカットをせずに生き残れるような資金管理が必要なのです。そのうえで、適切なタイミングをテクニカル分析によって見極めて、エントリーしておくべきだと考えています。

こういった話をすると「そうは言ってもロスカットしないなんてあり得ない」とか、「いったんロスカットして、新たに良い場面でエントリーする方が、資金効率が良い」と考える方もいるかもしれませんが、ポジションを切り続けているうちに、資金を失うトレーダーは後を絶ちません。ロスカットをしすぎて、相場から退場する方は大勢います。だからこそ、ロスカットに頼ったトレードはむしろ危険だと考えるのです。

話をまとめると、仮に今後大きな事件が起こり、相場が大幅に下落しても、ロスカットすることなく、むしろチャンスを見極めて買いポジションを持てる方こそが、大きな利益を獲得することができるのではないでしょうか。

【PROFILE】池辺雪子(いけべ・ゆきこ):東京都在住の主婦。若い頃から株や商品先物投資を学び、2000年からFX投資を始め、これまでに8億円以上の利益をあげている敏腕トレーダー。2007年春、脱税の容疑で起訴、同年夏、執行猶予刑が確定。その結果、所得税、延滞税、重加算税、住民税、罰金(約5億円)を全て即金で支払う。2010年9月に執行猶予が満了。現在は自らの経験をもとに投資、納税に関するセミナー、執筆活動を行っている。トルコリラ/円、ドル/円、他通貨、日経平均株価などの値動きに関する詳細な分析を展開する「池辺雪子公式メルマガ」も発信中
[以上引用 マクロ経済動向と資産運用形成 研究室]